アトリエ・マイルストンブログ

2016年12月31日土曜日

大晦日:T講師作品、越年す

大晦日・土曜日・快晴
本日もまた穏やかな小春日和 (⌒∇⌒)
アトリエ冬休み9日目

雲ひとつなく澄み渡る青空(アトリエ背後の丘頂き)

「T講師のアート・ワーク(その13):新作「夜空・夜景」越年す」

前回のこのコーナーのタイトルが「道半ば」で、あれからほぼ1週間・・・。
その際の末尾に、次回にて完成を目指すと記しましたが、結局 仕上がらず。
さすがに年末の年越し各作業の多さには勝てず、製作時間の確保できず。
密かに目論んでいた年内の完成、結果的に断念せざるを得ませんでした。


本日、やっとの事で半日の製作時間を確保、描画、一応 進むも・・・

雲の下・眼下の街灯等の人工照明の表現に一工夫の必要があり、その解決に予想外の時間を要しました。
輪郭のはっきりしたハードエッジの円形だけでは筆者の望む空気感に乏しく、外周をボカすことにしました。
但し画材がアクリル絵具、即乾いてしまい、ソフトなボカしが不可能。そこで日本画描法の「垂らし込み」を応用。
まず暗めの灰色を大きめに塗り、その上から中央部に流動体の白色絵具を点描。柔らかな円形を獲得しました。
大きい物、又は輪郭のボヤけた円(照明)は、3度の重ね塗りが必要で、その処理にそれなりの時間を要しました。
結局、その描画だけで本日の製作を終え、点描上に乗せるオレンジ等の透明グラッシ描画が出来ませんでした。
照明・街灯や上空の星の数は、その明暗各階調・各色調・大小等、更に増える予定です。

当初の予定が大幅にずれ込み(残念!)、新年明けの完成を目指すことになりますが、そのメドは立ちました。

今年最後を飾れなかった筆者の「夜空・夜景」、
今度こそ、次回の完成((-_-;))、「乞うご期待!」

* * *

大晦日の
「ミュージック・ギャラリー(その253):年越し歌」

今年最後を飾る「年越し歌」、昨年・一昨年と、このコーナー最後にふさわしい「定番曲」を今年も・・・。
それはルイ・アームストロングの歌う「この素晴らしき世界」で、昨年は彼の歌プラス新録音加え盤でした。
原曲の音に新たに付加されたのはサックス奏者・ケニーGの奏でる抒情溢れるやさしいメロディーでした。
今年はパパ・サッチモの元歌バージョンに戻って、美しい動画と共に お楽しみください。
また同曲の秀逸カバー・バージョンも加えてお楽しみ下さい。美しい花々が登場します。
それぞれの異なる味わいが妙味と言うものです。

ルイ・アームストロング、「この素晴らしき世界」(1967年)
Louis Armstrong, " What A Wonderful Worrd " with Lyrics

ロッド・ステュワート、「この素晴らしき世界」(2004年)
Rod Stewart "What A Wonderful World" From "Great American Songbook-3"

いつ聞いても素晴らしい名曲と美しい動画、お楽しみいただけたでしょうか?


今回は番外で特別にもう1曲、お聞きください。一昨日の当コーナーのアイリッシュ「コアーズ」繋がりでもあります。
筆者の大好きなアイリッシュ・ソング、以前当コーナーで紹介した「Water Is Wide(Medley)」と同じライブからです。
同じケルト音楽・スコットランド民謡の「蛍の光」に共通の抒情溢れるメロディーが美しい佳曲です。

「レッド・イズ・ザ・ローズ」(ライブ) / オーラ・ファロン(ゲスト・シンガー:トミー・フレミング)
" Red Is The Rose (Irish Folk song) "/ Orla Fallon  (featuring Tommy Flemming)

今年もお出でいただき、ありがとうございました。
皆様、幸多き 安らかなる新年をお迎えください。


アトリエ・マイルストン主宰・講師:当真 英樹、万里子