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「名作美術館(その76)」
前回の庭絵に続き、今日もボナールの作品を2点紹介します。
Pierre Bonnard " Window " (Left) " Dining room Garden "(Right)
2作品共に、室内の一部と窓から見える庭の樹木等が描かれています。
描かれた季節が春かどうかは分かりませんが、筆者の独断で春とします。
前回の庭の絵も快適そうでしたが、上の両作品も心地良い光に溢れています。
左の「窓」、ブログ画像上では判然としませんが、右下に寝椅子の女性と黒猫が描かれています。
一方の「ダイニング・ルーム」では左カーテン脇の女性と、食物が並んだ食卓が描かれています。
何気ない日常ながら、平安・平穏な時空ならではの幸福に満ちた色彩と光とが表現されています。
そんな満ち足りた春の日の午後には、ガーデニングなんかしてはいけません。
ただひたすら惰眠をむさぼる昼寝(シェスタ)こそが、似つかわしいと思います。
爽やか涼風を揺りかごにして・・・。
* * *
「ミュージック・ギャラリー(その94):春歌、昼寝歌」
前回・今回を通して共通する「春の昼寝」をキーワードに、この曲をセレクトしました。
英国が誇るハード・ロックの王者、レッド・ツェッペリンのアコースティックな楽曲です。
英国ならではの、のどかな牧歌的空間が秀逸です。
この曲をBGMに昼寝をするのが、当面の筆者の憧れです。
では、どうぞ。
レッド・ツェッペリン "ザッツ・ザ・ウェイ"
Led Zeppelin " That's The Way " (1970)
アコースティック・ギター、マンドリン、スライド・スティール・ギターのアレンジが素晴らしいですね。
今更ながらに、このグループの持つ深く豊かな感性や技術に敬服してしまいます。
昼寝に没入前に、その天性の凄さに頭が興奮して心がぶっ飛んでしまいそうです。
同時代のピンク・フロイドのアルバム「原子心母」のB面も聞きたくなってきました。
これじゃ眠れません・・・。
By 講師T