アトリエ・マイルストンブログ

2019年3月25日月曜日

炎オーラの天才少女ドラマー

月曜日・晴れ
「終業式」

市内の小学校では学年(3学期)終業式が行われました。
クラスメートとの別れの日、感受性高き子の中にはその想いで胸を熱くし、堪えきれずに涙ぐむ子もいました。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その355)」


「時代が産んだ天才少女ドラマー」


別れの卒業式に因んだ曲も考えましたが、今回はそんな涙を吹き飛ばしてくれる元気パワーいっぱいの動画を選びました。
インターネットとYouTubeの普及で、世界規模で色々な動画を居ながらにして観賞することが出来る夢のような時代です。
一部のメジャーなプロ演奏家の貴重映像もさることながら、世界中のアマチュア音楽家らの活躍も目を見張るものがあり、
我々の常識や観念を超えた彼らの魅力的な演奏を、筆者は時として夜更かししてネット・サーフィンで堪能しています。
そんな中、こんな動画を見つけて絶句してしまいました。
以前にも当コーナーにて大和撫子ジュニアたちが活き活きと活躍する頼もしい秀逸演奏シーンを多数特集しましたが、
今回の彼女(少女)もまた筆舌に尽くせぬ天才的で情熱的で魅力溢れる演奏と笑顔を聞かせて(見せて)くれます。
パワーやビートや技術は元より、その炎オーラが超高温にて煮えたぎっているようなロック・スピリットは格別です。
小さな少女のほとばしる天才魂、お聞き下さい。

ドラム演奏:かねあい よよか(8歳)、「グッドタイムズ・バッドタイムズ」/ レッド・ツェッぺリン
Led Zeppelin " Good Times, Bad Times " , Drums cover by Yoyoka (8 years old) 2018
 
筆者高1早々の時に出会ったレッド・ツェッぺリンの衝撃的な1st.アルバムの中の1曲です。
ロックに開眼した中1以来、ドラム担当の筆者は色々なレコードを懸命にコピーしたものです。
故郷沖縄はおろか本土の高・大学生でもこのドラムを習得している人は稀有だったと思います。
その自負が一気一瞬に瓦解し、木っ端微塵となり、そのプライドは雲散霧消してしまいました。
バスドラムのツイン・ペダルが無かった当時、いくら聞いても不可能な連打に完コピが出来ず、
多少の敗北感と疑問を持つも、後年そのカラクリが解り安堵。当動画でもその効力が解ります。
とは言え、若干8歳のよよかちゃん、恐るべし!


次の曲もまたツェッぺリンの同アルバムからです。
卓抜した技術やビートもプロ顔負けの超一流で秀逸ですが、その熱気溢れるプレイは特筆ものです。
満面笑顔で髪の毛を振り回し、天性の強力な手首スナップで縦横無尽にドラムを叩き込んでいます。
英語での当動画へのコメントにもありますが、ノリノリの2:05秒辺りの左足のはみ出しも最高です。
パワフル・サウンドと喜びいっぱいのパフォーマンス、ご堪能ください。

かねあい よよか(8歳)、「コミュニケーション・ブレークダウン」/レッド・ツェッぺリン
Led Zeppelin "Comunication Breakdown " , Drums cover by Yoyoka (8 years old) 2018

もう説明の言葉も要らぬ名演です。
筆者、感動のあまり、図らずもつい涙ぐんでしまいました。
よよかちゃん、家族との合奏動画もアップしていて、各種楽器や豊富な録音機材など、正に現代ならではです。
筆者の頃は全てが高価で、その入手には苦労したものです。音質までコピーするために筆者は色々と工夫しました。
ハイハットには大きくて厚めのクラッシュ・シンバルを用いたり、深胴のタムにスナッピー(蛇腹)を取り付けたり、
レッド・ツェッぺリンの重戦車ドラマー、ジョン・ボーナムの重厚サウンドは特別で、色々研究したものです。
無い物は「創意工夫」で得る。筆者の小学生時代からの実践的知恵が、ここでも活かされたような気がします。
恵まれているよよかちゃんの今の時代、多少羨む筆者です。


さて上2曲は今で言うクラシック・ロック(筆者らの頃はリアルタイムの進行形でした!)の名曲ですが、
下の曲は一世を風靡した最近(とは言っても1991年)のグランジ・ロックの雄、ニルヴァーナの名曲です。
こちらの曲の方が馴染みがあると言う方たちも多いかと思います。
よよかちゃんのオールド・スピリットが乗り移ったような熱き魂プレイ、驚いて下さい。

かねあい よよか(9歳)、「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」/ ニルヴァーナ
Nirvana, " Smells Like Teen Spirit " ,Drums cover by Yoyoka (9 years old) 2018

彼女のロック・スピリット、ミュージシャンシップにはただただ脱帽です。
リズムやビートの根幹・先導役を果たすドラムはこうでなくちゃいけません。
実際、彼女の爪の垢を煎じて飲まなければならないようなプロ・ロック・ドラマーは五万といます。
我が国にも他にも十代の秀逸・女性ドラマーは多数おりますが、彼女はその中でも超特別な存在です。
かねあい よよか(北海道石狩市在住)ちゃんは本当の本物、正に我が国を代表するお宝ドラマーです。

* * *

「特別付録-1」


よよかちゃんの演奏を見てのレッド・ツェッぺリン元メンバー、ロバート・プラント氏の反応です。
Robert Plant reacts 8-year-old girl playing Led Zeppelin drums

あんなにカッコ良かったレッド・ツェッぺリンのヴォーカリストのロバート・プラントも随分と歳を取りました。
先達の天才ドラマー、ジョン・ボーナム(通称ボンゾ)も逝ってしまいましたが、そのスピリットは生きています。
よよかちゃん、絶賛されて当然ですね。

* * *

「特別付録ー2(後日追加分)」

後日、よよかちゃんの動画を追加しました。ご本人によるドラム講座動画も多数アップしている中からの紹介です。
当動画、常識的な観念を超越した唖然とするばかりの驚くべき内容が盛りだくさんです。とくとご覧ください。

「ドラム動画の作り方」/ かねあいよよかちゃん(9歳)ご本人による解説(題目、筆者により変更)

もう「凄い!」の一言です(@_@)(*_*)。
上2曲目の動画後に言及しました現代の恵まれた環境による機材やデジカメ及びPC導入等による録音・編集など、
よよかちゃんが自ら解説。若干9歳とは思えない各専門知識と言語表現力で、ドラム・プレイを紹介しています。
素晴らしく恵まれた環境とは言え、もちろん当のドラム・プレイは超一級品で、現役プロらをも凌駕しています。
いやはや恐るべし現代っ子。楽譜が読めないと言っていましたが、それこそが彼女の持ち味で天才たる所以です。

よよかちゃんの今後の活躍が大いに楽しみです。

(*^-^*)


* * *

筆者、未だロックやドラムを卒業することなく、観賞のみならず演奏や指導等、今も楽しんでいます。
筆者の「昔取った杵柄」プライドはぶっ飛んでしまいましたが、今後はよよかちゃんを師匠とします。
よよかちゃんのその熱きスピリット、脚の筋力が衰えて彼女のような高速連打はもはや不可能ですが、
その情熱は筆者も忘れずにいこうと思っています。

(;^ω^)

(*^-^*)


「桜日和、もうすぐそこです。」

By T講師
アップ時差、ご容赦。
もう咲き始めています。


2019年3月18日月曜日

「春」は別れと旅立ちの季節

月曜日・晴れ・温暖
アトリエお休み日

いよいよ春めいてきました。里や街角では紅白の梅に加え、白い木蓮の花々が咲き誇り始めました。
「初訪れの女王」桜の開花も、もうすぐそこまで来ています。

* * *

そこで今回の特集です。

「ミュージック・ギャラリー(その354):春訪れ歌」


「春は卒業の季節」
3月末で年度末とする(世界的には特異)な習慣の我が国では、卒業シーズンを迎え、
多くの若者たちが新しい地平へと旅立つこの季節、眩しい光が目と心に焼き付きます。
そんな春の象徴「桜」は古来より我が国の死生観を表し、出会いと別れをも表します。
この春もまた多くの若者たちがその節目に涙し、過去を振り返りつつ歩き出しました。
目前の景色がかすんでいるのは「春霞(がすみ)」のせいだけではないのかもしれません。

以前、当コーナーにて紹介済みですが、そのお気に入りのライブ動画、早々に削除されていました。
今回も非公式動画で、懲りずに別作品のアップを試みました。YouTube上で削除されるまでの命です。
桜の開花には少々 早過ぎますが、お楽しみください。

「さくら(作詞作曲:水野良樹)」/いきものがかり(2006年のデビュー曲)
大型野外ライブイベント「超いきものまつり2016 地元でSHOW!!」厚木市荻野運動公園ライブ)

同日のライブでの「ラストシーン」もYouTube上には存在しますが、ブロックが施されていて転載不可でした。
ライブ前半の日没前の黄昏時でのこれまた秀逸なパフォーマンス、YouTube上で是非ご覧になってください。
我が国の旅立ちの日に相応しい名曲です。

「緊急・追加動画」


上の動画、当ブログへ転載早々、YouTube上の元動画が早速削除されたようです。残念。
取り急ぎ下の動画に差し替えました。「さくら」がなければ成立しない今回の特集です。
当動画もオフィシャルではないので、削除覚悟しています。一体いつまで持つことやら。





同日の地元・厚木でのライブ動画、推定・非公式ながらもう一つ見つけました。
動画の画質・音質良くありませんが、これまた今回の特集に相応しい名曲です。

「エール(作詞作曲:水野良樹)」、いきものがかり(2009年、NHK全国音楽コンクール課題曲)


嬉しいことに、次に登場のオフィシャル動画が何とブロック無しなようなので、こちらも追加します。
我が町厚木で行われた「地元でショ―」でのライブ動画で、Vo.の吉岡聖恵さんの母校の児童たちが参加、
我が学童クラブからも当時4名の小1たちが参加していて、記念のTシャツを大事にしているとのことです。
アトリエ・キッズのYTちゃん(新・小4)もその一人で、大好きな曲が彼らの「さくら」だとのことです。
頼もしくも嬉しい「審美(眼ならぬ耳)」ですね。

「からくり」「エール」(ライブ長尺判)/いきものがかり

吉岡聖恵さんの装飾を超えた凛とした健気な歌声が心に奥底まで侵み渡り、日本語の美しさが再認識されます。
老若男女の国民の多くの琴線を爽やかに響かせる彼らの美しい名曲の数々、そのほんの一部をお届けしました。
活動を再開した彼らの益々の活躍が大いに楽しみです。

(ついでながら今回の特集、この厚木でのライブDVDが大のお気に入りだった吹奏楽部時代の親友の故・HS君に捧げます。)



「出合い」があれば、いつか必ず「別れ」は訪れるものです。
新卒の若い人たちについて言えば、
社会や上級学校の厳しさに負けることなく、柔軟な心と意志で前向きに進んでいってもらいたいと願います。
老い先短くなった筆者個人について言えば、
出会えた縁(えにし)を大切にしつつ、平凡な日々の幸せを噛みしめながら過ごしたいと思う春の到来です。
「生者必滅、会者定離」
この言葉とその意味を肝に命じ、日々を大切にと反省する今日この頃です。

* * *

「筆者後記:卒業に寄せて」


アトリエに併設した形で発足した学童クラブも、お蔭さまで今年で7年目を迎えることが出来ました。
そんな中から中学を卒業(ホヤホヤ)して、高校へと進学した女子二人が遊びに来てくれました。
その中の一人HTちゃん(アトリエ出身でもあり)が、春休みを利用して早速バイトを買って出ました。
我々大人たちを時に翻弄した彼女らが、今こちら側の力になってくれることは本当に嬉しいことです。
余談ですが、アトリエ出身のTJ君も昨年 欧州から来日、夏休みを長期に渡って手伝ってくれました。
そんなふうに、みんなの成長が見られることは大きな喜びで、アトリエや学童クラブ冥利に尽きます。
若いみんなが色々な事を卒業し、新たな地平へと巣立ってゆくことに、筆者らの感慨もひとしおです。
ささやかながら、そんな若いみんなのほんの一瞬だけのマイルストーン(道標べ)となれれば幸いです。
何らかの影響を与える立場でもあり、責任もありながら、また楽しみでもあるこの仕事は生き甲斐です。

不束者(ふつつかもの)ですが、今後とも、どうぞよろしくお願いします。
(*^-^*)(;^ω^)

By T講師


2019年3月11日月曜日

春浅きこの日に想いを寄せて

月曜日・曇り
アトリエお休み日

3月11日、この日を迎え、筆者のブログアップの手が止まってしまいました。
春訪れの前の一時休止・・・



2011年(平成23年)のこの日、
春まだ浅き冷たい雨降る北の地が、大地震による大津波に襲われ、太平洋側を中心に阿鼻叫喚の悲劇が発生しました。
かつ原発被災による大量の放射能漏れや現在に至るメルトダウン等、未曾有の人災による大災害にも見舞われました。
あれから8年・・・、
深く大きな衝撃と共に、虚偽に満ちた利己主義的な人災に憤り、かつ傍観するしかなかった我が身の無力・非力さも知り、
とは言え、復興に踏み出した彼の地に想いを馳せることも少なくなり、未だ自己の中で確定した気持ち・考えをも持ち得ず、
ひたすら思考停止の日々を連ね積み重ね、我が身の回りに置き換えた際の「対岸の火事に非ず」との警告への対応もせずに、
日常の惰性と雑用に追われ、いつしか歳月は流れ、今日の日に至っています・・・。

とは言え、嬉しい再認識もありました。
今なお悲痛を背負っている数多くの被災された方々にとっては、何の慰めにはならないかもしれないことは百も承知ながら、
被災直後から現在に至る間の、被災者の人々の他者に対する思いやりや整然とした秩序には世界中から称賛の声が寄せられ、
我が国や東北人たちの持つ運命共同体としての非利己主義的な連帯感は、他の国々では到底 真似できるものではありません。
その事が直接に被害者の方々の癒しには結びつかないのかもしれませんが、一抹の慰めや救いの助になれれば良いと思います。

今ここに8年目のまだ浅き春を迎え、
多くの犠牲者の方々の冥福と、今なお悲痛に喘ぐ遺族・被災者の皆様に現世での多くの幸福が訪れることをお祈り致します。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その353)」


「花は咲く」(NHK「明日へ」 東日本大震災復興支援ソング)
   作詞:岩井俊二 (仙台市出身)    作曲:菅野よう子 (仙台市出身) 歌(カバー):Marisa de Silva デシルバ真理紗、ピアノ:岡本恵 映像提供:www.timelapse24.com( Germany )、エディター:Asher Bingham ( U.S.A)

― 歌詞 ー 真っ白な雪道に春風香る 私は懐かしいあの街を思い出す 叶えたい夢もあった、変わりたい自分もいた 今はただ懐かしい あの人を思い出す 誰かの歌が聞こえる、誰かを励ましてる 誰かの笑顔が見える、悲しみの向こう側に 花は花は花は咲く、いつか生まれる君に 花は花は花は咲く、私は何を残しただろう 夜空の向こうの朝の気配に 私は懐かしいあの日々を思い出す 傷ついて傷つけて、報われず泣いたりして 今はただ愛おしいあの人を思い出す 誰かの想いが見える、誰かと結ばれてる 誰かの未来が見える、悲しみの向こう側に * 花は花は花は咲く、いつか生まれる君に
  花は花は花は咲く、私は何を残しただろう (*リフレイン) いつか恋する君のために



鎮魂・慰霊・応援の合掌

By T講師

2019年3月4日月曜日

雨の日のカーペンターズ

月曜日・冷たい雨
アトリエお休み日

筆者、当ブログにて長年お世話になっている無料投稿ソフト(グーグル)故障のため、
本来の授業風景やその作品がアップ出来ずじまいにて早1年が経ってしまいました。
筆者、故郷仕込みの「ナンクルナイサー(何とかなる)精神」が結局何ともならずで、
この先も全くメド立たず、しかも今月よりグーグルの当フリーソフトが大幅変更に。
さてこの先、一体どうなってしまうことでしょう?
( ;∀;)

* * *

と言う訳で、今回も恒例となったお馴染み・お茶濁しの、T講師コーナーより出張版をお届けします。
今回は新画像がアップ出来ず、長きに渡って休眠状態だった「森羅万象ギャラリー」も兼ねました。
「雨」の情景を中心にした美しい情景、お楽しみいただければ幸いです。

「ミュージック・ギャラリー(その352)」
兼 久々「森羅万象ギャラリー(その20)」


「雨の日のカーペンターズ」


今回の当コーナー、筆者 典型的なステレオタイプ流儀で選曲を致しました。
「雨の月曜日」、そんな事象にブルー(憂鬱) になる人も多いと聞いています。
そんな人々にこの名曲を観賞いただいて、僅かでも癒されると良いと思います。

筆者のロック狂いの高校時代に、まるで清涼剤のように心に沁み込んできたあの偉大なグループの名・代表曲の一つです。

同曲の動画ながら、それぞれの動画作品の映像美は捨て難く、まとめて3編もお借りしてきました。
最初の2編は、都会に暮らす人々の営みに焦点を絞ったモノクロ基調の雨の日の抒情が美しいです。

「雨の日と月曜日は」/ ザ・カーペンターズ(1971年)
詞:ロジャー・ニコルズ、曲:ポール・ウィリアムズ
THe Carpenters ," Rainy days And Mondays "
Lyrics by Roger Nichols, Composed by Paul Williams


英文歌詞入り


英文・日本語訳詞入り

確かに雨の日は鬱陶しく、洗濯ものの室内干しや路面の泥跳ね等、何かとマイナス面もありますが、
筆者はそんな思いは幸いにも若き日の一時期だけで卒業してしまったので、とてもラッキーです。
それは「絵を描く」ようになって、いつしか雨の情景の美しさを観賞することの方が多くなって、
鬱陶しさよりは情景の美しさ(特に夜景の照明等)の方がお気に入りになって、得した気分です。
😊

* * *

筆者のいつもの連想癖でもう1曲(本当はもっと)聞きたくなってきましたので、追加します。
こちらも以前紹介済みの曲ながら、地球(自然)の織りなす美しい動画と共にご鑑賞ください。
正に「水の惑星・地球」と言った風情が、「森羅万象ギャラリー」の閉めに相応しい映像です。

「フォー・オール・アイ・ノウ」(1971年)
(画面上部に英詞、下部にスペイン語詞)
" For All I Know ", The Carpenters

カレン・カーペンターの唯一無二の上質・端正な低音の魅力、味わっていただけたでしょうか。
それにしても「人生」解らないものです。その当時、酒やドラッグに溺れるアーチスト多く、
ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン等、みんな若くして逝き、
そんな中、カーペンターズはとてつもなく健康的で、年老いても大家族にて笑顔で演奏し、
米国は元より世界中の老若男女より愛される大音楽家になるものとばかりに思っていました。
事情を知らぬ筆者にとって、拒食症由来のカレンの死は、正に青天の霹靂で衝撃的でした。
とは言え、今世紀にもその輝きは失われることなく、兄リチャードの活躍も嬉しいものです。

「デスペラード」「マスカレード」「青春の輝き」「スーパースター」等々、名唱数知れず、
筆者脳裏の自動再生ジュークボックスでは、沢山の名曲が洪水のように流れ出でてきました。
今夜はレコード(低音の膨らみがCDを陵駕)を引っ張り出して、お酒を楽しむことにします。
(#^.^#)

* * *

冷たい雨の1日でしたが、この季節の一雨一雨は また春を招き呼び寄せる象徴のようでもあり、
乾いた大気と大地に潤いを与え、凍え堪えていた生き物たちを蘇らせる恵み深き潤いでもあり。
雨の日は花粉の飛散も抑えられ落ち着きが取り戻せる1日でもあり、去りゆく冬に想いを馳せ、
マスク越しにでもついそこまで来たる温かくも目映い春の訪れをも待ちわびることにしましょう。
四季の国の風土と美の何と潤沢なこと・・・。
別れの季節「卒業式」もまた近し・・・。

By T講師

2019年2月25日月曜日

早、春訪れのような冬二月

月曜日・曇りのち 時々晴れ

太陽の光が日に日に力強さを増し、夕刻の落日も随分と遅くなってきました。
最も寒さ厳しい時節なれど、温かく穏やかな日々は無条件に嬉しいものです。

「ミュージック・ギャラリー(その351):春待ち歌」


2月とは言え、ここ神奈川は春本番を思わせる暖かな日が続いていますが、今回はその「春」に焦点を絞ってみました。
今では学校でも歌われなくなってしまった感のある美しい旋律の「唱歌名曲」、過去の闇に捨て去るには惜しいものです。
「四季」それぞれの持つ美しい自然現象と、南北に長い我が国ならではのそれぞれの地域の風土で培われてきたその暮らし、
ハイテクやグローバル化の進む現代社会に於いても、その暮らしの節々を歌う唱歌の魅力は決して色褪せることはありません。
ともすれば失われがちな我が国固有の情緒や抒情などと共に、世代を超えて未来へと受け継がれてゆくことが望まれます。

「早春賦」作詞:吉丸一昌、作曲:中田章(大正2年、1913年)、歌:倍賞千恵子
" Soushyunfu ( Japanese Old Song )", Singing by Chieko Baishow,
( 筆者注:動画にブロックが施されているので、画面内 線上「YouTubeで見る」をクリックの上、ご鑑賞ください。)

歌詞

春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷解け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

  恥ずかしながら、何を言っているのは意味不明な部分あれど、格調高き文語体が美しい旋律と相まって快感です。
( 曲目の早春賦の賦とは、漢詩を作ることや謡うことを指していて、「早春に賦す」と言うのが原義だそうです。)

* * *

「昨日(2/24)、沖縄県民投票、実施さる」

正に衆愚政治の極みであり、集大成であり、帰結だと思います。
( 近日中に筆者のチョー久々「T講師コーナー」にて、その件に関して辛口言及させていただきます。)
「故郷が増々遠くなりにけり」

By T講師

2019年2月18日月曜日

春兆しの日のブリット・ポップ

月曜日・晴れ
まるで春訪れのような暖かく穏やかな1日でした。

「ミュージック・ギャラリー(その350):春兆し歌」


目線の高い送迎車で里を走ると、あちこちで早咲きの梅の花がほころんでいるのが見えます。
今日は大気中に水蒸気が多く含まれていたようで、大山や丹沢の山々も霞んで見えました。
伊豆や小田原辺りでは桃色の河津桜も開花したとのことで、春本番はもうすぐのようです。

そこで今日の当コーナーは筆者の脳内ジュークボックスで自動再生された曲を取り上げました。
光が温かく感じられ水温むような暖かな日には、彼らの名曲群が脳内で軽やかに響いてきます。

エブリーシング・バット・ザ・ガール、「オックスフォード・ストリート」
Everything But The Girl ( Tracy Thorn, Ben Watt ) ,
 " Oxford Street " ,from their Album " Idlewild "(1987)

Lyrics (歌詞)

When I was ten, I thought my brother was God He'd lie in bed and turn out the light with a fishing rod I learned the names of all his football team And I still remembered them when I was nineteen, yeah

Strange the things deal that I remember still Shouts from the playground when I was home and ill My sister taught me all that she learned there When we grew up, we said, we'd share a flat somewhere When I was seventeen, London meant Oxford Street Where I grow up, there were no factories There was a school and shops and some fields and trees And rows of houses one by one appeared I was born in one and lived there for eighteen years Then when I was nineteen, I thought the Humbler would be The gateway from my little world into the real world But there is no real world We live side by side and sometimes collide When I was seventeen, London meant Oxford Street It was a little world, I grew up in a little world There is no real world We live side by side and sometimes collide, yeah




エブリーシング・バット・ザ・ガール、「テイク・ミー」
Everything But The Girl , " Take Me "  from "The Language Of Life "(1990)

 "Take Me"

Don't go, don't go, don't go.
Baby, baby, baby, I'm lonely can't you see.
Baby, baby, baby come give your love to me.
Cause I'm just a prisoner, don't set me free.
Before you turn around, take one look at me.
Take me in your arms, won't you love me one more time.
Take me in your arms, won't you love me one more time
Before you go.

Baby, baby, baby, chained and bound, can't you see.
Baby, baby, baby, chained and bound, can't you see.
Cause I'm just a prisoner, don't set me free.
Before you turn around, take one look at me.
Take me in your arms, won't you love me one more time.
Take me in your arms, won't you love me one more time
Before you go.

はんなりとした何とも言えない柔らかな空気感が良いですね。
Vo.のトレーシーの中性的な淡々歌唱が鼓膜に程良く心地良く、やがて心の奥底にまでジワリと沁みわたってきます。
これらの歌が流行った当時、筆者は平塚から車通勤をしていたのですが、その往路でいつも聴いていたものでした。
当コーナー3回前紹介のアイリッシュ・バンドのクランベリーズもまた、彼ら同様に筆者の往路での定番曲でした。
(ちなみに黄昏た復路では、静かな曲調のバラード・ジャズやパット・メセニー等のインスト曲が主な定番でした。)

エブリーシング・バット・ザ・ガール(ETBG)は、イギリスのネオ・アコースチックを代表する男女2人組バンドで、
二人が通った大学の近所の家具雑貨店の「女の子以外は何でも(売っている)」の名称から付けられたユニットです。
18年間の活動後2000年には解散しましたが、彼らの爽やかな音空間は今世紀に於いても普遍的な魅力を湛えています。

* * *


「今夜はスーパームーン」


今年、最も大きく見られると言う満月が、夜空には美しく輝いていました。
「こちらヒューストン」人類が月にその足跡を残してから、今年でちょうど50年目にあたるとのことです。
中学生だった筆者も寝ぼけながらも、家族全員で興奮してその月面との中継を目の当たりにしたものです。
筆者小学生の頃、
沖縄近海に着水したアポロを救出したのが在沖米軍とのことで、その指令船が米国民政府の庭に展示されていました。
その後、P.Cなどハイテク技術に目覚ましい進歩を遂げた人類ですが、その中身の方は未だ旧態依然のままのようです。
残念
( ;∀;)

明日はあいにくの雨との予報ですが、20日も大きいままだそうなので、大きく輝く満月、観賞できると良いですね。

「春、近し」

By T講師

2019年2月11日月曜日

国民の祝日「建国記念の日」

月曜日・曇り

国民の祝日「建国記念の日」


アトリエは3連休でした。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その349)」


「紀平梨花、四大陸選手権2019、祝優勝」

今回の当コーナー、動画のフィギュア・スケートとバックに流れる音楽とのコラボレーションとして取り上げました。
米国加州アナハイムで行われた四大陸選手権、フィギュア女子シングルにて、紀平梨花選手がめでたく優勝しました。
美しい器楽曲を背景に美しい演技が繰り広げられ、スポーツを超えた魅力が人々をすっかり魅了してしまいました。
当曲、オフィシャルのPVもあり拝見しましたが、この演技で使用されていることが最も相応しいような気がしました。
紀平選手こだわりの衣装の紫紺地 上のスパンコールも雷光・雷鳴を彷彿とさせていて、ドラマチックで感動的です。
(オフィシャルもYouTube上にはあり、そちらの方が動画も鮮鋭ですが、ブロックが施されており転載不可でした。)
超高度な身体能力と技術・感性によるスポーツ演舞と音楽による複合芸術の美、ご鑑賞ください。

「ビューティフル・ストーム」、作曲・ピアノ、バイオリン演奏:ジェニファー・トーマス(アメリカ)
" A Beautiful Storm" / Jenifer Thomas ( American composer, pianist,violinist )

作者のジェニファー・トーマスさんは、ヒーリング・ニューエイジ・ミュージックの旗手として米国を中心に活躍中。
紀平梨花選手に自身の楽曲が取り上げられたことを光栄だと話し、今回も彼女の卓抜した演技に感動したとの事です。
その期待のホープの紀平梨花選手、キレのある鋭いジャンプや優雅でしなやかな演技で、めでたく優勝を果たしました。
トリプルアクセル等の高難度のジャンプも全て決め、特に全般に渡る演技構成点でも高得点を挙げ、大差での逆転優勝。
正に我が国を代表する美しく輝く宝の一人です。

また男子フィギュアでも、期待の宇野翔馬選手が世界最高得点をたたき出して見事に優勝しました。
女子フィギュアも三原舞依や坂本花織もそれぞれ3位4位と健闘、今年も日本人選手たちの活躍が楽しみです。
!(^^)!



通常、プロアマ問わず各スポーツには関心の少ない筆者ですが、事 フィギュアスケートに関しては例外です。
鍛え上げた肉体を駆使して縦横無尽にリンク上を滑走するその姿は、一過性ながらも正にアートそのものです。
特に女子フィギュアやアイスダンス演技等での優雅な動きや姿態が美しく、まるで動く彫刻作品のようです。
彫刻家としてはイタリア・ルネサンスのミケランジェロが現代では有名ですが、作品群は極めて男性的です。
しかし、
同じイタリアの彫刻家ベルリーニの作品は女性の美を追求したものが多数で、彼の作品を彷彿とさせます。
もしも彼が現代に生きていたら、フィギュアやアイスダンス等の彫像を多数製作していたことと思います。
これらを観賞する時、筆者自身も平面的な絵画ではなく、彫刻・彫塑等の立体作品を造りたくなってきます。

* * *

「後記:建国記念日に寄せて」

恥ずかしながらの告白です。
筆者若き頃は学生運動など左翼運動が盛り上がっていた時代で、沖縄の復帰闘争などもあり、この日が嫌いでした。
国家や国旗を卑下していた時期で、成人式も大人のお仕着せだとの理由で仲間達がボイコットをアジっていたりで、
そう言うことを当然のように受け止め、それが戦後生まれの自分たちにとって正しい認識だと思い込んでいました。

しかし時が経ち、その潮流は衰退し、様々な事象や戦火が世界で発生し、筆者自身もその間に様々な経験と知識を得、
今、その筆者若き頃の思いや考えとはまるで真逆の立ち位置にて日々を営んでいることにある種の感慨を覚えています。
若い頃「真理」や「正義」だと思っていたものが 或る時期を境に崩壊し、その背後に隠されていた事象が目前に出現し、
日々の営みの中の何気ない風景や文化や慣習の中に、穏やかで美しいものたちが満ち溢れていることに気づいたのです。
その想いに至るまでには、それなりの歳月を経ねばなりませんでしたが、その間、無駄なことは一切ありませんでした。
愚かにも多くの時を消耗しましたが、今は美しい「この国」に、この時空に生まれ落ちたことを嬉しく思う日々です。
「感 謝」

By T講師

2019年2月4日月曜日

とても暖かな立春なれど・・・

月曜日・晴れ

「立春」


昨夜は「春一番」(モドキらしい南風)も吹き、
本日は4月上旬並みのとても温暖な1日でした。

* * *

ですが、
心の中には惨憺たる寒風が吹きすさび、とてもこの恵みの陽気を満喫できるものではありませんでした。
皆様も先刻ご承知もように、千葉県野田市で発生した痛ましい「家庭内暴力」による女子児童の死がありました。
加害者である被害者児童の父親と、被害者と同様に暴力を受けた母親が第一義的な責を問われるのは必然として、
死に至るその間の、関係当事者らの「想像力や思考力の無さ」「厚顔無恥」さは、正に「言語道断」の極みです。
アンケート結果を認知した教師や学校側、通報された児童相談所、父親にアンケ―トを渡した市教育委員会ら、
教育専門家だと称されるプロの彼らの無能の諸行動は、正に万死に値する所業と言っても過言ではありません。
外務・文科・厚労省等を筆頭に公務員らの選民意識のみ強く、倫理や外圧には弱い人間力の無さに絶望します。
厳しいようですが「再発防止に全力で云々」は死者に対しての冒涜で、良心があるのなら即刻 辞職すべきです。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その348):鎮魂歌」

バッハ、「G線上のアリア」J.S.Bach, " Air On G String "
Orchestra Arrange : Harry F Aoki, Vocal : Tammy Keigh

「天国にて安らかに お眠りください」
慰霊 合掌

By T講師


2019年1月21日月曜日

冬の日のアイリッシュ音楽

月曜日・晴れ
「大寒」

1年で最も寒い季節の到来。

頭上の清楚透明な青空に屹立する繊細な枝々。
彩度を極限まで捨てた一面の茶灰褐色の野原。
真冬ならではの美しい時空を堪能しましょう。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その347):追悼特集」


前回の当コーナーに続いての追悼特集ですが、ちょうど1周忌特集となってしまいます。
筆者の大好きなアイリッシュ音楽やバンドですが、その中の一人が亡くなっていました。

真冬ならではの大陸由来の美しい青空を見て浮かんだ幾つかの楽曲があり、
その特集とすべくネット情報をググった際に知った1年遅れの訃報でした。

故人となった彼女の歌声や旋律は、真冬の清楚透明な青空のように何処までも澄み渡っていました。

彼らの代表曲、当動画はオフィシャルではないようですが、シュールな画面が秀逸です。
素晴らしい歌声や歌詞、必要不可欠で無駄のない傑作アレンジと共に、ご堪能ください。

「ドリームス」、ザ・クランベリーズ
" Dreams " / The Cranberries (Noel Hogan, Dolores O'Riordan)

この得も言われぬ抑揚感・浮遊感・透明感、懐かしさある切なさ、全てが美しい世界で正に宝です。
間奏から終盤にかけてのスキャットが、アイルランド民謡の唱法を取り入れて素晴らしい空間です。

*

更にもう1曲、名曲を続けます。
  
「リンガー」、ザ・クランベリーズ
" Linger " / The Cranberries 

こちらもまた上の「ドリーム」同様に無駄のないミニマム・バンド・サウンドにストリングスも加わり、
澄み渡った広大な空中を悠然と浮遊するような感覚が快感で、心が隅々まで洗われるような気がします。
抑揚を押さえた透明感のある歌声のメイン・ボーカルの背後で浮遊するスキャットも美しく秀逸です。


彼女らの曲が流行った1990年代当時、筆者は版画工房を営んでいて、その頃の思い出が浮かび上がり、
余りにも勝手で浅はかだった自身の姿をもまた蘇り、胸が締め付けられる想いにかられてしまいます。
「後悔、先に立たず」「覆水、盆に返らず」。その版画工房も今や「名義あるのみ」の実体なしです。
(;^ω^)

早春の輝く光に水温み、新しい命たちが起き上がる、そんな春の息吹も感じさせてくれて快感です。


真冬の空気感こそが似つかわしい歌姫ドロレス・オリオ―ダンの紡いだ美しい楽曲、今もなお新鮮です。
アイルランドが産み育んだ天才夭折歌手:ドロレス・オリオ―ダン、2018年1月15日 永眠。享年46歳。

R.I.P ( Rest in Peace ) Forever : Dolores O'Riordan

* * *

「大寒」を迎えているとは言え、その次に控えし時節は「立春」。
里や野の梅の木々の蕾も膨らみ始め、春訪れの先陣を切って開花するのが楽しみです。

By T講師

* * *

「P.S.:大阪なおみ選手、全豪オープン・テニス優勝」

圧巻の熱戦もさることながら、
ウインブルドンを2度制覇の対戦相手のチェコのぺトラ・クビトバ選手は以前暴漢に襲われ、
その負傷から這い上がってのカムバック優勝決勝戦で、試合後の両者の言葉が感動的でした。
V-(^^)-V


2019年1月14日月曜日

「成人式」と「追悼」特集

月曜日・晴れ

国民の祝祭日「成人の日」


年毎に、より派手により華やかになってゆく「成人式」。
しっかりした男女はよりしっかりとし、
(筆者の故郷の最近の若者のような)幼稚な男女はより幼稚に・・・。
でも海外には無いこの儀式、あって良し。また祝えて良しの平和に感謝・・・。

* * *

「出張ミュージック・ギャラリー(その346):祝・成人式」


毎年、何某かの成人式にちなんだ曲を紹介していますが、今回は以前に紹介した曲の再三の登場です。
筆者が成人式を迎えた(実際にはその前でしたが)頃のずっと遥か遠き日にこの曲が流行りました。
この曲を聴くと、筆者 若かりし頃の色々・様々な想い出がまざまざと蘇って、胸キュンとなります。
その当時に流行った米国映画「いちご白書」のサントラ・テーマにもなった20世紀を飾る名曲です。
儚げなトレモロ歌声も、二十歳を迎える切ない詞も、忘却の彼方へと葬り去るわけにはいきません。
今年めでたく成人した未来ある若き男女にも、半世紀程も前のエバーグリーンなこの曲を贈ります。

「サークル・ゲーム」、歌:バフィ・セントメリー(1970年)(作詞・作曲:ジョニ・ミッチェル、1968年)
" The Circle Game " / Buffy Saint-Marie ( Song writing : Joni Mitchell )

成人式を3度も通過した筆者には、今時の楽曲にはないシンプル&ストレートな表現に心が洗われます。



「後日追加分」


ここ10年(?)ほど、テレビ報道等で「荒れる成人式」の話題が取り上げられています。
恥ずかしながら、筆者の故郷・沖縄那覇もその代表格のような有様で赤面の至りです。
筆者の時代には、そんな不遜な輩は一人たりとも存在せず、時代の変遷を感じますが、
そんな彼らも、成人後にはまともな人生を送り始めるのが救いで、溜飲が下がります。
そんな彼らに、そんな彼らの先輩のような青年が紡いだこの曲を贈りたいと思います。
ちなみにタイトルの「アンマー」は沖縄方言で「母親」や「母ちゃん」と言う意味です。
以前にも当コーナーで取り上げたPV動画ですが、本島南部の町の様子等お楽しみ下さい。

かりゆし58、「アンマー」(作詞作曲:前川真悟、2006年)


母は偉大なり。
_(._.)_
「みんな、親孝行しようね~」
(*^-^*)

* * *

「 ミュージック・ギャラリー(その263):久々の追悼特集:二人の魔法使い、逝く 」


新年早々、訃報がありました。
やはり半世紀程も前、TVを見る時間をあまり持たなかった筆者ながら、お気に入りの番組がありました。
そのアニメ(と呼ぶには余りにも素朴な絵が多数)番組のたった二人だけのナレーターが絶品でした。
その二人が織り成し紡ぎ出す時空は素朴な絵面と相まって、筆者らをいにしえの時代へと誘いました。
その二人はまるで魔法のように、あらゆる老若男女の登場人物たちや、変幻自在の語り部を演じました。
その魔法使いの二人の名は市原悦子さんと常田富士夫さんで、ご両人のとぼけた味わいが絶妙でした。
1975~1994年の20年近くの長きに渡って放送され、その後も大好評にての再放送があったはずです。
新年早々の訃報は市原悦子さん。お相手ナレーターの常田富士夫さんも昨年の8月に亡くなっています。
今回の追悼特集は、その二人のご逝去を偲んでお送りしたいと思います。

「まんが日本昔ばなし」主題歌
詞:河内康範、曲:北原じゅん、歌:花頭巾

この得も言われぬ まったり・ゆったりとした日本的な空気感、他では味わえぬ緩い趣きがあります。
作曲は故・北原じゅん氏。筆者若かりし頃、東京のFM局で良く聴いていた音楽番組がありましたが、
その中で、映画評論家の故・小森和子さんと共に映画や音楽に対する深い造詣と愛情が印象的でした。



次にエンディング曲も取り上げました。
但し、投稿者によるテレビ画面からの接写で、音質・画質共に良くありませんが、テロップもあり貴重です。
そのおかげで、上下両曲の制作者のデータが記述できました。

「にんげんっていいなあ」詞:山口あかり、曲:小林亜星、歌:中島義実

懐かしさのあまり、つい( ;∀;)顔になってしまいます。
詞の内容に関してとやかく突っ込むつもりはないですが、まあ我々人類の理想形として捉えましょう。

国民に幅広く(特に昭和にて)愛された市原悦子さんと常田富士夫さんのご冥福をお祈りいたします。



「成人の日」のめでたい日に「追悼」はいかがなものかとの考え方もあるのでしょうが、
残念にも成人になることなくこの世を去ってしまった人たちも多く存在すると思います。
また、「生きる」ことと「死ぬ」ことは表裏一体・帰結の関係でもあり、不可避な事象です。
「メメント・モリ(Mement Mori)」
古いラテン語で「死を忘れるな、恐れるな」の意で、生きることの意味を更に熟考させてくれます。
筆者もまた成人式を3度も越した年齢、足元の軸・重心を「死」の方へと片寄りつつある日々です。
「生者必滅」「会者定離」の言葉を噛みしめつつ、出来る範囲の楽しみを謳歌したいと思う日々です。
「昭和」も「青春」も、いつしか遥か遠くになりにけり・・・。
(*^-^*)


By T講師

2019年1月7日月曜日

学童クラブは「仕事始め」

月曜日・晴れ
昨日は「寒の入り」

1年で最も寒いと言われる季節を迎えました。
と言うことは、明るく輝く春はもうすぐそこ。
(*^-^*)

学童クラブ「仕事始め」


お年玉でエビス顔(^◇^)の学童たちの元気な笑い声がマイルストンに戻ってきました。
でもその使途が高価なPCゲームやそのソフト群。その隔世感にちょっと複雑(-_-;)です。
でもしっかり者はちゃっかり全額貯金。その金額としっかり者さ加減にちょっぴり羨望。
小学生の頃、典型的キリギリス(エッ、今でも?)だった筆者、またまた複雑  (;^ω^)。

* * *

「 アトリエ、オープン日のお知らせ 」


当アトリエ、1月19日(土)よりオープンいたします。
皆様のご利用・ご来訪、心よりお待ちしております。

アトリエ・マイルストン主宰:T講師こと 当真 英樹


2019年1月2日水曜日

「元日」新しい年の始まり

火曜日・小春日和の快晴

「元日」
新しい年の始まり

A HAPPY NEW YEAR !
Shiny Spring is coming soon !

新年 明けましておめでとうございます。
今年も どうぞ よろしくお願いいたします。

* * *

「出張ミュージック・ギャラリー(その345):新年特集」


毎年、何某かの「お正月ソング」をお届けしていますが、ネット動画上ではネタ切れ状態です。
先だっての「クリスマス」をはじめ、「卒業式」や「桜」等をモチーフにした新曲増えれども、
年々伝統的な「お正月」の情緒が減っている昨今、歌や音楽の世界でもそれは同様なようです。
筆者もまたご多聞に漏れず「しめ縄飾り」「鏡餅」「初詣」等、いつの間にかスルーしています。
とは言え、遥か遠い童心に還って新年の幕開けに相応しい音楽もこの時ばかりは聞きたいもの。
選択の余地のほとんどないネット上から、下のメドレー動画を選んでました。
昔日に感じたことのある おごそかな雰囲気に今日だけでも浸ってみましょう。

「一月一日」「日の丸の旗」「富士の山」
(注:当画面クリックだけでは再生できません。画面内線上のYouTubeを見るをクリックの上ご覧ください。)

あらたまった雰囲気で家族揃って迎えた「お正月」、我が国の伝統的な家長制度にのっとった「お正月」。
「今は昔」

故郷の南島には「新正月」と「旧正月」の二つがあり、都会では前者、田舎では後者がメインでした。
従って、「お年玉」も半月ほどをずらして2度もらえると言う楽しみが、子供たちにはありました。
二つの「お正月」には明らかな違いがあり、その情緒は半世紀を過ぎても記憶に焼き付いています。
そして21世紀の今、
「羽根突き」も「駒回し」も「凧上げ」も今は無く、「新ゲーム購入」が子供たちの関心事となりました。
そのゲームらが超小型コンピューターで・・・。
いやはや何ともはや凄い時代となったものです。


「ミュージック・ギャラリー(後編):海外オーディション番組特集」


新年のオープニングを、英米のオーディション番組の中から、昨年分の一部を取り上げてみました。
我が国でもコンピューター判定による「カラオケ・バトル」等のオーディション番組がありますが、
時に辛口ながら、時に人情味豊かな審査員らによる判定が味わい深く、それは感動的ですらあります。
英語が分からなくてもどかしさもありますが、無名の出場者たちの知られざる才能の発見が見ものです。
英米の同番組両方に出演しているのは、番組名物で名プロデューサーのサイモン・コ―ウェル氏です。
何はともあれ、出場者たちの溢れ出んばかりの知られざる才能、お楽しみください。

ブリテン・ゴット・タレント:5名のゴールデン・ブザー受賞者
ALL 5 GOLDEN BUZZER , BRITAIN'S GOT TALENT 2018
( 画面下に自動翻訳オンにしてあるので、変な和文テロップが時折入ります。)

大聴衆のあまり緊張し過ぎて、コンピューター判定だと低い採点を喰らってしまう出場者も時にいますが、
音楽の良し悪し等、歌う人・聴く人それぞれです。音程の正確さや技巧数の積み重ね等、無意味です。
( 国内吹連の座奏・吹奏楽コンクール、CPのような欠点無しの演奏をする学校が優秀との判定基準です。)
歌って楽しむ人、聴いて踊り楽しむ人。これこそ正しく音を楽しむ「音楽」と言う芸術そのものです。
機械任せや機械歌唱ではない心優先の判定番組、我が国にもこんな新人発掘番組が登場することを願います。
(最後の手品、どんなタネが仕込まれているのかまるで分かりませんでしたが、仕掛けが感動的でした。)


次は移民大国であり、エンターテインメント大国のアメリカです。才能ある人材にも事欠きません。
我が国の過ぎ去りし日の「お正月・芸能人隠し芸大会」の代わりとでも思って、お楽しみください。
とは言え、プロの芸能人より、かの国のアマチュア芸人たちの方が遥かにレベルが上ですが・・・。
大きな感動を、ご堪能ください。

アメリカ・ゴット・タレント:忘れ得ぬゴールデン・ブザー受賞者たち
(注:拡大画面にして、右下の機能(歯車)にて英文表記を選択して下さい。一助となります。)
Top 10 Unforgettable Golden Buzzers on America's Got Talent Global ( in 2017-18)

登場の全出場者がワン・アンド・オンリーであり、圧巻・絶句の極みです。
それぞれの出場者たち全員に感激してしまいますが、筆者が特にお気に入りなのは、ドロシーちゃんの腹話術です。
可愛いやら、凄い歌唱力やら、ユーモア溢れる超絶・腹話術やら、小さいながらも燦然と輝く原石のような宝です。
その次のウクレレ少女グレースちゃんは、一昨年に当コーナーにてご紹介。今やプロで、来日も果たしています。
若干20歳ながら、往年の懐メロを自身のオリジナルのように朗々と歌い上げる青年エディー君もカッコ良いです。
聴覚損失者の澄み渡る透き通った歌声や、傍で心配そうに見守る父親の仕草にも心が洗われ、癒されてしまいます。
人種・文化・個性の複合国家アメリカならではの底力に、心底魅せられてしまいました。
現実世界は、小説や映画よりも更にドラマチックで感動的です。

穏やかな天気に恵まれたお正月、多少なりともお楽しみいただけたのなら幸いです。

* * *

当アトリエ、昨年4月にからは学童クラブの増員余波による平日のキッズ・クラスの閉鎖もありました。
またご承知のように昨年2月より、アトリエの授業や作品画像のアップが不可能となってしまいました。
投稿ソフトがサービスを終了させた事もあってそれは今も進行中で、2月で丸1年となってしまいます。
復旧の見通しが楽観的に過ぎて、根本的解決に至らなかったことを反省し、かつ申し訳なく思っています。
ブログ上に投稿・披露したい皆様の製作した素晴らしい完成作品をこのまま放置するわけにはいきません。

新元号に替わる今年こそ、当ブログの閉鎖やそれに伴う新移転ブログ開設等、何とかしたいと考えています。
それまで、この状態が当面 続いてしまうかもしれませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アトリエ・マイルストン主宰:T講師こと 当真 英樹


追記:アトリエ、オープンは1月19日(土曜日)からです。
皆様のご来訪、心よりお待ちしております。

2018年12月31日月曜日

京都橘オレンジの悪魔、伝説化

月曜日・穏やかな晴れ(時々曇り)
大晦日

森の里センター遊歩道(3丁目)より南方向を望む(左は日産先進技術センター)

* * *

今年2月からの画像投稿不可により、図らずも今年のブログの中心となってしまった、恒例でお茶濁しの

「出張ミュージック・ギャラリー(その344)」

をお届けします。

「もはや伝説と化した京都橘:オレンジの悪魔さんたち」


今年の当コーナー、異例なほど彼女らの動画を取り上げさせていただきました(計5回)。
その当コーナーの今年最後を堂々と飾ってくれるのは、やはり彼女たちでした。

今年1月にアメリカはカリフォルニアのパサデナで開催のローズ・パレードの模様は筆者にとって衝撃的でした。
日本アジア代表として選出された京都橘高校・吹奏楽部のダンスを伴った行進は世界中を魅了・絶賛されました。
従来の軍隊式のマーチング・バンド行進スタイルに、エンターテインメント豊かなダンス・パフォーマンスを導入、
吹奏楽器を演奏しての超絶パーフォーマンスは圧巻で、かつその笑顔で沿道の群衆100万の米国市民に感動を与え、
その動画がネット上にアップされるやその感動シーンが世界中で再生され、それは今もなお地球規模で増殖中です。

当コーナー、渡米後の本番のローズパレード(1/1)前のディズニーランド、バンド・フェスト等(昨年末)も紹介、
渡米のための長距離移動を含め、上記の公演・演奏、そして何度かの本番ローズ・パレードの様子を紹介しました。
総延長10km近くにも渡る渾身の行進、完走後に足から出血していた子もいて、その壮絶さがわかろうと言うもの。
それだけでも充分に彼女らの体力的・精神的消耗の凄さが推し量れるのですが、物語には更に続きがありました。

次に紹介する動画は、1月1日の本番のパレードを終えた直後の、何とその翌日(!)に行われたコンサートの様子です。
前半ではステージ狭しと彼女らの持ち味のパフォーマンスを繰り広げ、そして後半では貴重な座奏での演奏を披露、
足の踏み場もない程の大人数部員での感動のシーンが次から次へと繰り広げられていく、心温まる宝物ライブです。

何はともあれ、ご覧ください。

京都橘高校・吹奏楽部(OB含む)による慈善コンサート、カリフォルニア、ラ・パルマ(2018年1月2日)
Kyoto Tachibana High School Green Band,2018 Green Band Festival Benefit Concert,La Palma,California,U.S.A, By Music 213

前日のローズパレード本番の行進で精根尽き果てたと思いきや、翌日にこんな熱演を繰り広げるとは恐れ入ります。
彼女らの若さや情熱に根ざした驚異的な精神力と体力には、日々の厳しい練習の裏付けがあるからなのでしょう。
パレードで中央ドラムメジャーを見事に務めた子も、バンド・フェスと同様クラリネットにて演奏参加しています。
それにしても彼女ら、数多くのレパートリー(暗譜演奏&フォーメーションと変形)を持っていることに敬服します。

当動画の40分過ぎに部員生徒の多くがステージから下り、会場の米国人たちと交流している場面がありますが、
それは彼女らが滞米中にお世話になったホストファミリーさん達と挨拶(御礼と別れ)を交しているとのことです。
ステージへと戻った彼女たちの足元には手渡されたお土産、感動のあまり、ついもらい泣きしてしまいました。
白髪の指揮者は指導顧問の先生で御年83歳。今年春には退官されたので、めでたい花道となったことでしょう。
そんな指導者らの心温まる配慮と気高い心意気とで、ステージ溢れんばかりの大所帯(約150名程)となりました。
大人数では楽器間の音像均衡が崩れ、キレもシンクロ性も劣化しますが、全員参加の方針が京都橘の持ち味です。
パレードでは200名が行進しましたが、公演会当日には一部の社会人OB(G)が早々と帰国の途につかれたようです。
ちなみにこの公演の収益全額が、当地の山火事消火中にて殉職された消防隊員の遺族らへと寄付されたそうです。
 ただでさえ莫大な渡航の諸費用(全楽器の運搬費だけでも高額)のかかる渡米、ただただ頭が下がる思いです。

筆者個人としては一部楽曲(ロック・メドレーやポップス等)にて打楽器隊の自信なげな弱さが不満に思いました。
筆者も大好きなディープ・パープルの名曲メドレーの時こそ、打楽器隊が最も活躍して然るべきなので惜しまれます。
ティンパニー(打楽器隊最高実力者が担当)を演奏のあの木琴女子さんにドラム・セットを叩いてもらいたかったです。
選曲も自ら行っていると言う彼女らなので編曲もそうかもしれず、このメドレーを選ぶ心意気は、嬉しい限りです。
編曲のせいか、チューバ等ベース部のボトムラインも薄く弱く、総力でビートを出して欲しいと思ってしまいました。
筆者推測するに、それらはきっと新たにレパートリーに加わった曲なので、練習・鍛錬不足だったのだと思います。
加えて、ご高齢の米国人指揮者下の「星条旗よ永遠なれ」の精彩を欠く指揮で、キレや迫力に乏しく欲求不満ですが、
( お世話になった米国への返礼の徴しの当曲、聴衆の米国市民たちの方々が手拍子参加で後押ししてくれました。)
とは言え、
最後のここぞとばかりの「シング・シング・シング」の渾身の圧巻演奏で、そんな不満が全て帳消しとなりました。
彼女らの精一杯・力一杯の愛とパワーを貰ったご聴衆の方々、きっと明日からの活きる力を漲らせたことでしょう。
(*^-^*)
天才・木琴女子さん(Tippiと言うニックネームだそう)、最後はタンバリンで皆を盛り上げてくれて、さすがです。
そんな元気満点な彼女、世界中の人々から最も笑顔の素敵なミュージシャンシップの固まりと大絶賛されています。
( ちなみに筆者も全く同感!)
また最後になりますが、計10名にも満たない現役男子、色々な軋轢の中で頑張ったこと、褒めてあげたく思います。


筆者個人の「今年の10大ニュース」の上位に位置するローズパレード他での京都橘高校・吹奏楽部の感動的動画の数々、
それらを知らないままでその後を過ごしていたとしたらと思うと、本当にそれらに出会えて幸運だと思える年の瀬です。
先程、来年(明日1日)のローズパレード出場の我が国の代表高校のバンド・フェストでのホヤホヤ映像がアップされました。
その最新動画を見た人々からの感想のコメントが早速寄せられていますが、残念にもなかなか厳しいものがあります。
祝福の気持ちと同時に失望を感じている人たちも多数で、筆者もまたそんな中の一人だと言うのが正直なところです。
京都橘高校・吹奏楽部、誰が名付けたか知りませんが、周囲を喰ってしまう魔力や魅力が彼女らのニックネームです。
「オレンジの悪魔」さん達はもうこの時点で、既に伝説的存在となったようです。
彼女たちの東京オリンピックやパラリンピックへの出演を切望する声、ネット上に国内外に多数で、筆者も同感です。

国境や言語や年齢をいとも容易く超えてしまった唯一無二の彼女たち、その3回目の出場は果たしていつぞ・・・?
彼女らとそれを支えたご家族・保護者・指導者・学校と米国の全関係者らの更なるご多幸・ご繁栄を祈るばかりです。
Special thanks to so many warmful American audience & " Music 213 "
彼女たちにとっては宝物の数々の演奏パフォーマンス・シーン、筆者にとっても大きな宝物とさせていただきました。
「大大々感謝」

* * * * *

「後日追記:京都橘ローズパレード総集編・新追加のお知らせ」

2019年9月12日


京都橘高校マーチングバンドによるローズパレード2018の当ブログでの総集編を新たにアップしました。
ご興味のある方、よろしければ下記タイトル(↙)をクリックして、併せてお立ち寄りください。



* * * *

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その260)」


上の特集とは別枠とさせてもらって、ここ数年の当コーナーの大晦日 恒例のあの名曲を最後に・・・。
この動画、以前にも同じバージョンを紹介しました。お楽しみください。

「この素晴らしき世界」、ルイ・アームストロング(1967年)
" What A Wonderful World " with Lyrics on screen / Louis Armstrong

上述の「オレンジの悪魔」さん達も、パレードでサッチモ(ルイ)のダウン・バイ・ザ・リバーサイドを演奏しています。
「オレンジの悪魔」さんの動画と共に、1年の終わりの大晦日にこそ、この曲・この詞の世界で締めくくりたいものです。

* * *

「筆者後記」

今年最後のブログ、無念にも年越しをしてしまいました。
普段は見ない面前TVの「NHK紅白歌合戦」をチラチラ見を繰り返してしまい、アップが遅れてしまいました。
その中に「甲子園」と言う曲を歌った福山雅治(敬称略)が出場していました。
その曲のPVで「オレンジの悪魔」さん達とも共演しているとの話題は、ネット・ニュースでは知っていました。
そして今夜の中継の中で気になる場面があり、福山雅治のバック演奏演出で高校生らしい吹奏団員の姿を発見、
その俊敏な動き、衣装、金管の音色、前方に向けて肩で構えたユーフォニウム、「あれっ!もしかして?!」
筆者が当コーナーで先だって取り上げた故郷沖縄の「西原高校マーチングバンド」ではないか!と思いましたが、
程なく「甲子園」と言う曲終了で、結局 残念ながら彼らかどうか確かめられず仕舞いで終わってしまいました。
傍らで見ていた妻が言うには共演者名が画面左隅にあったそうですが、微細で直ぐに消えてしまったそうです。
間違っているのかもしれませんが、もしそうだとしたら当コーナーに登場した両校の揃い踏みで嬉しい限りです。
ツイッターでもやっていたら直ぐにでも確認出来たかもしれませんが、そのうち近日中に判明することでしょう。
または、共演バックの吹奏楽団がどこの高校だったかご存じの方は、筆者の方に是非ご一報いただければ幸いです。
( 筆者注:後日 判明次第アップします。)

ちなみに余談ながら、その「紅白」では、椎名林檎と宮本浩次(エレカシ)の共演パフォーマンスが圧巻でした。

* * *

恥ずかしながら、遅ればせながらの「大晦日ブログ」となってしまいました。

昨年中は大変お世話になりました。おかげ様で幸せ多き日々を過ごせました。
先立たれた友にも、「更に充実して力一杯生きよ」とのエールも頂きました。

新年の挨拶は、またあらためて述べさせていただきますが、ついでながらにて。
本年も皆さまにとりまして良き年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
平成最後の本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

アトリエ・マイルストン主宰:当真 英樹
 マイルストン学童クラブ代表:当真万里子

2018年12月28日金曜日

アトリエ、本日仕事納め

金曜日・晴れ
学童クラブ&アトリエ、共に仕事納め

黄昏を迎える大山( 上古沢地区からの眺望 )

皆様のおかげにて、 今年も充実した年となりました。感謝の一語に尽きます。
皆様のクリエイティブ・ライフに、多少なりともお役に立てたのなら、なお幸いです。

* * *

 「お知らせ:年末年始のお休み日」


明日29日(土)より新年1月6日(日)までの9日間、学童クラブは冬休みとさせていただきます。
 アトリエの方は翌週が連休と重なるため、オープンは遅まきながら19日(土)からとなります。
皆様のご来訪を心よりお待ちしております。
新年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

* * *

当ブログ、残念ながら画像の新投稿の不可が未だに続いており、新年の2月で足掛け1年にもなります。
新たなブログを開設するなりの手立てを講ずるより術はないとの結論で、何とか打開を図るつもりです。
こちらの方も、どうぞよろしくお願いいたします。

当ブログはお休み期間中も、お茶濁しのミュージック・ギャラリー等を散発的に投稿する予定です。
よろしければ、お立ち寄りください。

アトリエ・マイルストン主宰:当真 英樹

P.S. 先日、当ブログで言及しました森の里地区のクリスマス・イルミネーション、
今年は当日25日の夜にも、しっかり点灯していました。
自治会役員・関係者の皆様、ありがとうございました。

2018年12月24日月曜日

国民の祝日と Xマス・イブ

 月曜日・久々の快晴・温暖(但し北風 少々強し)
「祝日:天皇誕生日(の振り替え休日)と クリスマス・イブ」

来年四月、史上初の生前退位をされる天皇陛下、長い間お疲れ様です。
余生は皇后陛下と共に充分におくつろぎいただけるよう願っています。
_(._.)_

* * *

「我が町・森の里の不思議・短気なクリスマス・イルミネーション」


「若宮公園内・遊水池に浮かぶ毎年恒例の大型イルミネーション」

「若宮公園・野外音楽堂の頭上を飾るツリー型イルミネーション」

上下共に我が町内を飾るお馴染みのイルミネーションです(注:当画像は共に昨年撮影の使い回しです)。
が、気が早いことに12月初旬から飾られるのは良いのですが、毎年「イブ(24日)」までしか点灯しません。
「クリスマス当日(25日)」の夜には何故か撤去されてしまっていて、いつもの闇夜世界に戻っています。
「お正月」で例えると、年の瀬には早々と設置、けれど大晦日までしか飾らないと言う門松みたいなもの。
「当日」を軽視する「本末転倒の点灯」と言わざるを得ません。
 不思議で短気な我が町のイルミネーション。
今年(明日本番の晩)は、果たして・・・?
(-_-;)

* * *

「出張ミュージック・ギャラリー(その343)」

真空管ラジオ購入記念:「思い出の日のラジオ・クリスマス・ソング」


当コーナーにて度々記していますが、筆者の幼年時代の故郷は米国施政下の真っ只中にありました。
戦後10数年を経ても周囲には戦場の残り香が漂い、多くの米軍人・軍属や家族が暮らしていました。
民間の電波利用は著しい制限があり、生まれた時からラジオやテレビがあったわけではありません。
そんな中、
我が家には「親子ラジオ」と言う有線放送のラジオがあり、幼年の筆者を終日楽しませてくれました。
我が家の居間の鴨居の上に設えられた木製の箱には、布張りのスピーカーとツマミが一つありました。
そのベークライト製のツマミはON・OFFと音量調節で、右にひねるとしばらくして音が鳴り出します。
そこから流れ出でてくる柔らかな音はその全てが音楽で、そのほとんどが米国製のポップス等でした。

また近所には親戚の女性が米国人と結婚して暮らしており、そこには大型の真空管ラジオがありました。
そのラジオは美しく立派で、選局表示窓は暖かな色に点灯され、柔らかな音色が部屋を包んでいました。
更に近づくと木製のキャビネットは熱を帯びて暖かく、裏面のラグ板は焦げたような匂いを発していて、
その狭間からは林立する真空管が見え、それはまるで夜の秘密基地のように神秘的な光を放っていました。
朝の光に満たされた室内にはやがてトーストとコーヒーの香りが加わり漂い、ご主人の起床となりました。

小学校に入学した頃には我が家にもプラスチック製の真空管ラジオが登場。本土発の流行歌等も聞き始め、
また新たに出現したテレビにいつしか主人公の座を奪われ、ラジオはバラエティー番組聴取がメインとなり、
やがて電蓄も登場、筆者の音楽鑑賞の中心はラジオから、テレビやレコードがメインとなっていきました。
ちなみに筆者が初めて買ってもらったレコードが、以外(当然?)にも東京消防庁吹奏楽団の行進曲集のLPでした。

その頃のクリスマスの思い出と言えば、4~6年生頃に級友女子宅へお呼ばれ、交換用のプレゼントを持参、
家族ぐるみで歓迎、居間の立派なピアノ(電子Pは当時無く)に感服したり、カードゲーム等も楽しみました。
中学でも24~25日にお呼ばれパーティーをかけもち。女友達の姉夫婦の旦那さんが米軍将校さんだったり、
遠方の初めての暗闇バス停で、次のお呼ばれ先に行くためのバスを寒風下で長時間待ったりしたものです。

中1になってその当時に国内で大人気だったグループ・サウンズ経由で、海外のエレキ・サウンドにも目覚め、
ローリング・ストーンズやビートルズ等のビート音楽に触れ、ギターやドラムも発見、バンド活動にも熱中。
ロック狂いの極め付けはストーンズの「サティスファクション」と言う曲で、その歪み音にK.Oされました。
周囲の環境(軍人相手の歓楽街やボート・ハウス等)も手伝って、やがて「寝ても覚めても」状態となり、
(当時、ジュークボックスが巷で大流行、米軍基地由来の輸入レコードも筆者周囲では流通しました。)
高校受験もそっちのけの親不孝な「ロック・バンド・どハマり夢中少年」と相成ってしまったのです。
当然、成績は右肩下がりの超急降下。今思うと相当呑気・能天気な○○(アで、ワに非ず)ガキでした。

その頃からまたラジオ聴取が大復活、KSBK(コールサインが米国内扱い)と言う英語放送に夢中になり、
米英で流行りの最先端な音楽(当然 主にロック)を1曲たりとも聞き逃すまいと飢餓状態のように聴取、
おかげで受験勉強はせずに、深夜までラジオ(パックイン・ミュージック等も)を聴いていたものです。


前置きが随分と長くなりました。
そんな筆者の幼少時代にラジオから流れ出てきた数多くのクリスマス・ソングを今回の特集としました。
遅まきながら、懐かしのウオームな歌声、まずはお聞き下さい。
真空管ラジオ同様の暖かくてマイルドでアダルトな温もりある声、まるで子守歌(ララバイ)のようです。
( 同じ曲ばかりで飽きてしまうと言う方は、好きな歌手だけでもどうぞ。)

「ホワイト・クリスマス」聴き比べ / ビング・クロスビー、T・ベネット、F・シナトラ、P・ブーン、E・プレスリー
" White Christmas " ( Compared listen )/ Bing Crosby, Tony Bennett, Frank Sinatra,
Pat Boon, Elvis Presley


「おじさんソング」をもう1曲、50~60年代を一世風靡した往年の大スターです。

ディーン・マーチン、「ジングルベル」
Dean Martin, " Jingle Bell "

ほろ酔い気分のようなレイジーしっとり感がたまりません。
小学生の頃は年末だけにTV放映されるジェリー・ルイスと共演のドタバタ・コメディー映画がとても楽しみでした。
彼の大ヒット名曲、" Everybody Loves Somebody "も聞きたくなってきました!

以前、当コーナーにて取り上げたことがある動画で、更に「最近の若い(成り立て?)おじさん」の同曲をもう一つ。
その男性歌手に一歩も引けを取らない存在感で共演しているベテラン姉妹コーラス隊が往年の感じのまんまです。

マイケル・ブーブレ&プッピ二・シスターズ
Michael Buble featuring Puppini Sisters, " Jingle Bell "

洒落た軽快さが ご機嫌です。
この曲を陰で支えているスインギーなウッドベースとドラムの小刻みなブラッシュ・ワークも快感です。
コーラス隊の彼女たちは、筆者幼年期の親子ラジオ時代からのお馴染みで、随分とお世話になりました。



今回のラジオ・クリスマス・ソング特集の最後の曲です。
筆者高校時代に英語放送のKSBKで大ヒットした曲(以前に当コーナー紹介済み)を取り上げます。
その頃の我が家のラジオはトランジスタになり、筆者は流行のステレオ・レシーバーでした。
クリスマス・シーズン前、ヘビー・ローテーションで流れていて、その軽快さは秀逸です。
また友人たちと集う数軒の店(ソバ屋や天ぷら屋に非ず)でも、よくかかっていたものです。
当時、故郷に在留する米軍人の中にはラテン系の兵士もかなりの人数に上っていたと思います。
その数は現代ほどではないにしても、彼らの出身国や家族を想い返すには恰好のヒット曲です。
プエルト・リコが生んだ天才盲目シンガー兼ギタリストのご機嫌な代表曲の一つです。どうぞ。

ホセ・フェリシアーノ、「フェリス・ナビダ」(1970年)
Jose Fericiano , " Fellz Navidad ( I Wanna Wish You A Merry Christmas )"

「フェリス・ナビダ」はメリークリスマス、「プロスペロ・アノ・イ・フェリシダ」は豊穣なる新年と幸せをとの意味です。
中南米をはじめ、ラテン諸国ではクリスマスの歌として、今では定番中の定番になっていると言う大ヒット曲とのことです。



筆者の記憶としては、ラジオでのクリスマス・ソングとしては、これが故郷時代の最後かもしれません。
この曲を聴くと、故郷での遠い記憶が蘇り、その後、会えなくなった友人たちの顔が浮かび上がります。

当時、筆者の故郷は米軍の統治下にあって、今より数倍の米軍人や軍属やその家族たちが駐留していました。
クリスマス・シーズンともなると米国人の彼らがいつになく浮かれることは、子供心にも感じたものです。
その当時の米国は強大で絶対で、豊かな物量を誇る戦勝国・支配民として故郷の隅々に君臨していました。
彼らの祭りのクリスマスは派手で明るくきらびやかで、筆者らのつましい暮らしを遥かに陵駕していました。
でも真空管ラジオから流れ出でるクリスマスを彩る無数の曲たちは、子供の筆者をも確実に魅了したものです。
羨望が入り混じった不思議な感情が筆者らの中に芽生え、自分たちのクリスマスが出来ないことに苛立ちも覚え、
それは半世紀を経た今ですら完全に払拭することは出来ない心の奥底に沈殿したある種の痛みすら伴う感情です。

とは言え、子供の頃に聞いて心に深く刻まれたそれらクリスマス・ソングのメロディーは未だ筆者の中で蘇り、
輝きを失うことはなく、今も筆者の脳裏にて自動再生され、感傷的な気分をも思い起こさせてくれるのです。
ぬる湯のように温かく、父母の匂いのように心地良く、故郷の人々そのもののように優しく懐かしく・・・。

( 以上、半世紀ほども前の遠い過去の筆者の思い出話でした。最後までお付き合いいただいた方、感謝です。)

* * *

「筆者後記寸感:音楽の再生装置についての雑感」

筆者上京後は浪人生活とアルバイトを開始、当時流行り始めたローンでステレオ・レシーバーを購入。
最新式のカセット・デッキにてFM局のエアー・チェック(録音)をするのが新たな趣味となりました。
高音質なハイファイ・サウンドに慣れ始めた頃、音楽界ではクロス―オーバーと言うジャンルが登場、
筆者の趣味もストレート&パワフルなロックから、都会的で洒落た編曲・音色のそれらにハマり始め、
いつしか真空管ラジオの持つミッド・レンジ(中音域)中心の音色が、何故か時代遅れに感じたものです。

近い過去においてオーディオがハイファイ化するにあたり、基本となる中音は軽視され、やたらと高音と低音が強調され、
遠い過去で培われたスタンダード(基準や規範)となるべき根幹の中音域を知らぬ若者たちが続々と誕生してしまいました。

その後も便利で上質でコンパクトな音響製品やメディアが次から次へと現れ、いつしかそれらに洗脳・啓蒙され、
旧いものが新しいものに取って代られる図式が当然となり、過去の既製品は目前から消え去るだけの運命でした。

でもある日、はたと気がつくのです。
失われた物(製品)の中に、失われた物(魅力や価値)もあることに・・・。
筆者にとってはそれが今回の「真空管ラジオ」のあのまろやかな中音だったのです。

真空管には寿命があり発熱量も大きく、その欠点ゆえにトランジスタやIC等に取って代られるのは時代の必然でした。
レコードからCDやMDになって小型化は進み、録音媒体もカセット・テープからレザー・ディスクやMDやCDになり、
やがてそれらもMP3やUSBにその座を取って代られ、高密度・高速デジタル化は日々益々拍車がかかっています。
でもその行きつく先の未来に於いて、理想的な音場空間が誕生し・存在するのかと言えば、それは甚だ疑問です。
音響装置の進歩は純度や小型化等の利便性を追求した代償として、豊かな音像を過去に置き去りにしてきたのです。
「人は世に連れ、世は人に連れ、歌も世に連れ、世も歌に連れ、かくて音も世に連れ、世も音に連れ」・・・。
未来の人々がどのような世と音楽を望み、また果たしてどのような音色・音場を望んでいくのでしょうか?

「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」は、マッカーサー元帥が引退の際に述べた有名な言葉(せりふ)です。
筆者の人生もまた老いに近づいていますが、幼年時代に刷り込まれた真空管ラジオのマイルドな音と共に、
残り少ない人生のページを、幼年期の思い出に浸りながら少しでもでもふくよかな時空にしたいと願っています。

親子ラジオや真空管ラジオ、そのウォームな音を懐かしむべく、楽しむべく、ネット・オークションで購入。
その存在感は見事で、筆者の仕事場には似合わず、結局 自宅の居間でインテリアを兼ねて鎮座し始めました。
音を鳴らすと「あら不思議」、たった一つのラジオが今までの居間の全ての雰囲気をガラリと変えてしまいました。
今夜からテレビやパソコン音楽を消して、FENで続々とかかるクリスマス音楽をお酒と共に楽しむことにします。
(*^-^*)

" Happy Merry Christmas ! "


By T講師
( またまたとりとめのない雑文・駄文となってしまいました。今回もまたワインなど入っています。ご容赦。)

2018年12月17日月曜日

ドイツの学校、合唱ライブ

月曜日・曇り 時々 晴れ
アトリエ定休日

「 お休み日のお知らせ 」


今週末の12月22日(土曜日)から天皇誕生日の振り替え休日の来週12月24日(月曜日)の三日間、
アトリエは お休みとさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

* * *

例によって恒例のブログ映像アップ不可のお茶濁しの

「出張ミュージック・ギャラリー(その342)」


ギムナジウム(ドイツの中高一貫校)の合唱ライブ・コンサート


先日、YouTube上の「あなたへのおすすめ」画像にて、興味深い動画に出会いました。
それはドイツでのコンサートの様子で、ステージ狭しと集った若い男女みんなで合唱する動画でした。
ギムナジウムとは大学進学を決めた生徒たちの通う中高一貫校で、そこへ通う生徒たちのコンサートの様子です。
国内の合唱コンクールのような精鋭合唱部による高度なコーラスではありませんが、心温まる初々しさが魅力です。
曲はそのどれもが稀代の名曲で、その当時の空気感のみならず、今もなお輝きを放っていることが再認識されます。
男女学生のパート・パートでの歌い分けや、途中のラップ風なソロ(1曲目)など、洒落たアレンジや伴奏も快感です。
伴奏者は中高校生ではないので、もしかしたら学校の教師たちかもしれませんが、アレンジもその演奏も秀逸です。
また3曲目でのステージ最前列の男女児童は、ギムナジウムの最年少生徒たち(日本では小学5年生)かも知れません。

では3曲、続けてどうぞ。

「エブリー・ブレース・ユー・テイク(ザ・ポリス,1983年)~アイル・ビー・ミッシング・ユー(パフ・ダディ―,1998年)」
クサヌス・ギムナジウム生徒によるコアー(コーラス隊)のコンサート、ドイツ、2014年
"Every Breath You Take (The Police)~I'll Be Missing You(Puff Daddy) " / Cusanus Gimnasium ( Germany )
Conductor and Arrangement/ Michael Forg, School Concert at the city hall of Erkelenz in 2014

移民の受け入れに積極的なドイツだけあって多様な顔があり、民族性が混じり合いつつある現代が興味深いです。
ちなみに中間部で見事な英語でのラップを披露している男子はイブラヒムと言う名前のイスラム系のようです。
この曲自体がポリスの原曲をベースにしたフュージョンで、黒人文化と見事に融合したグローバルな音楽です。
個と全体、統一性と個性、男性と女性の声質、地域と歴史、民俗性と文化等、色々な要素を考えてしまいます。


「アフリカ(TOTO、1982年)」
" Africa ( TOTO ) "

言わずと知れたトト(と呼びます)の超名曲です。
ソプラノ(高音域)に片寄らないミッドレンジ(中音域)のぶ厚い男女混合の合唱がカッコ良く、また心地よいですね。
ちなみにこのTOTO、初来日時には、数多くの便器に自分たちのバンド名が記されていて驚いたとのエピソードあり。


「ヒール・ザ・ワールド(マイケル・ジャクソン、1992年)」
" Heal The World ( Michael. Jackson )

こちらもまた「永遠少年」マイケル・ジャクソンが紡いだ超々名曲、その純粋世界につい惹き込まれてしまいます。
当動画、ソロで歌うギムナジウム先輩の女生徒を傍(左側2番目)で見上げる女子児童の表情が可愛くて面白いですね。
バック演奏の楽器にシンセサイザー(キーボード)が1台あるだけで、奥行きやイメージ豊かな音場空間となっています。
ちなみに総指揮役の男性が弾いているピアノは我が国のヤマハ製で、ピアノの本場のドイツでも頑張っているようです。
ドイツの男女生徒・児童による美しい合唱と皆の表情が感動的な動画でしたが、お楽しみいただけたのなら幸いです。

筆者の故郷で言うチャンプルー(何でも混ぜる)文化で、正にごった煮の良さが活きた結晶のような動画に仕上がっています。
ドイツでも、米国社会の象徴の「人種のるつぼ」を意味する「メルティング・ポット(Melting Pot)」が誕生しつつあるようです。

* * *

「筆者後記寸感」

つい先だって国会でも「外国人受け入れ法案」が成立しましたが、入管での非人道的扱いなど、諸問題も未解決なままなようです。
単なる都合の良い安価な労働力供給として対処するだけなら、個々の人権や若い働き手双方が共に疎外されそうで心配になります。
また文化や言葉・風習・価値観の違いから、その土地土地で新たな対立が生じるのではないかとの懸念も払拭されてはいません。
とは言え色々な軋轢や負の面があるにせよ、他民族の文化や労働力を吸収しつつ、ダイナミズムを維持しなければならぬ状況です。

単一民族国家と言う我が国ですら、古代より縄文(起源狩猟民)や弥生(大陸稲作文化)や、琉球やアイヌも混ざる複合文化圏です。
海に囲まれて国境を他国と地続きで接しない我が国にも、またそんな人種のチャンプルー現象が新たにやってくるのでしょうか。
故郷の小さな島は、生まれた時から色々な人々(台湾、フィリピン、インド、米国軍人軍属、混血 その他)が混在していました。
そんな人種チャンプルーの中では差別をしたり・されたりが複合的・重層的・日常的にあり、それはそれで有意義な体験でした。
自己や家族や身近な人が差別されるのは悲しいことなのに、その悲しみを解せぬ人が差別を平然と繰り返し、増殖させるのです。
単一で無味乾燥な無菌室暮らしより、雑多世界で見聞・経験する人生が喜怒哀楽の価値をより深く味わえることもまた事実です。
無知は無恥、無垢は無苦。苦しみは少ないに越したことはないですが、他者を思いやる心や想像力は最低限 育ってほしいものです。

「いちゃりばチョーデー(行き遭えば皆兄弟)」と言う言葉が故郷にはあります。
そんな故郷もいつしか二極分化の方に進みつつあり、何だか被害者意識が過剰な近隣諸国にも似てきた感もありで複雑です。
時として兄弟喧嘩もやり合うも、また酒を酌み交わし、肩を組み、歌い踊る、そんな理想的な国に将来なると良いのですが。
我が国の近未来の社会がフュージョン(融合)であって、コンフュージョン(混沌)とはならぬよう、切に祈るばかりです。
が、果たして・・・・?

By T講師
( 個人と国家は別なれど、非民主や戯言の近隣国家がある限り、理想は夢想の絵空事で終わりそうで危惧する今日この頃です。)
( ここ数回に渡る まとまりのない乱文・雑文投稿、ご容赦)

2018年12月10日月曜日

冬始まりのアイリッシュ音楽

月曜日・曇り(夜:雨)
アトリエ定休日

先週前半までの暖冬が一転、週明けからは更に本格的な寒さの襲来となりました。
穏やかな「小春日和」の日々に慣れていただけに、寒さがひとしお身に沁みます。

さて新映像アップ不可により図らずも当ブログの今年の恒例となってしまった

「出張ミュージック・ギャラリー(その341)」

をお届けします。

「木枯らし1号」が吹かなかった今冬とは言え、我が町・森の里沿道の木々はすっかり冬支度の様相です。
今夏の大型台風の影響と思われる塩害立枯風だったケヤキ並木やイチョウ並木がその葉を落とし始めました。
同じく、バス周回道路沿いのマロニエやプラタナスの並木も、その美しい紅葉を路面に散らし始めました。
時折発生するつむじ風に煽られ、落葉の群がまるで魚群のような金色の帯状になって路面を走ってゆきます。
そんな折り、筆者の脳裏には条件反射的 或いは自然発生的にある種の音楽のメロディーたちが蘇ってきます。

今回もまた以前(2015年)に当コーナーの初冬にアップしたことのある楽曲で、この季節限定ではありませんが、
その美しい旋律に何故か冬の雰囲気があり、この季節に筆者の脳裏の自動ジュークボックスにて再生されます。

オーラ・ファロン、「ウォーター・イズ・ワイド、シェナンドー(メドレー)」
Orla Fallon, " Water Is Wide "~" Shenandoah (My Land)" Live Medley


"Water~"の方は以前当コーナーにてアメリカのカーラ・ボノフの艶っぽい歌声でもお送りしました。
今回のオーラ・ファロン(2度目)は透明感ある清楚な声質の持ち主で、力むことのない歌唱が魅力です。
以前はあのケルティック・ウーマンに在籍していましたが、今は独立してソロ活動している歌手です。
広くケルト文化圏にて古くから伝わる詞ながら、男女の渡れぬ悲恋を川(または海)に例えて妙味です。
"Shenan~"は19世紀米国の古い歌で、その地域に入植したアイルランド系の人々の影響があります。
こちらもネイティブ・アメリカンの娘との道ならぬ悲恋をシェナンドー川に例えて綴った内容です。
ライブでは、アイルランド伝統のティン・ホイッスル(ブリキ笛)やバグパイプ等が効果的で快感です。



さて2曲目も彼女の同ライブからで、ゲストの男性シンガーと共に美しいメロディーを歌い上げています。
この曲もアイルランド発祥の作者不詳の古い歌で、美しい旋律はスコットランド民謡と共通性があります。
アイリッシュ音楽とスコットランドは文化圏的にも同じケルト民族として、共通のルーツを有しています。
また余談ながら、
我が国で以前流行った「五番街のマリー」の主旋律も、ここら辺からインスパイアされていること確実です。

オーラ・ファロン、「レッド・イズ・ザ・ローズ」with トミー・フレミング
Orla Fallon, " Red Is The Rose " Featuring Tommy Flemming (My Land),Live



「ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデン」、アイルランドの教会聖歌隊(詳細不明)
" Down By The Sally Garden ( Irish: Gort na Sailean)"

サリーは柳(willow)のことで、若かりし頃にデートをした思い出の場所で、その後の失恋を歌った楽曲です。
動画の説明文が全てアイルランドの言語(ゲール語?)で記されていて、伴奏者の指名以外の詳細は不明です。
聖歌隊ほとんどが女子で、数名の男子はやる気なし(てれ隠し?)の表情で、彼の国も我が国と同様なようです。
バックのフィドル(バイオリン)、ブリキ製のタテ笛、ギター、ウッドベースの4名の伴奏も味わい深いですね。

最後にもう1曲
同曲、前段に登場のオーラ・ファロンさんが歌った歌詞付きヴァージョンもお届けします。

オーラ・ファロン、「ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデン」
( 注:曲名のサリーの部分の英語スペルは2種類あります。)
Orla Fallon, " Down By The Salley Garden " with Lyrics

美しい旋律に心が洗われるようで、北方からの透明な大気とアイリッシュ音楽がコラボする季節の始まりです。
筆者の大好きな抒情ある美しい季節、「冬」の到来です。

* * *

「 冬始まり(後日追加画像) 」

冬特有の乾いた大気がもたらす透明な青空と、褐色を帯びた繊細な木立や草原の色彩が美しいです。
( 注:残念ながら、下の写真は昨年の同時期の様子です(今冬の撮影分、アップしたいものです)。

森の里センター(3丁目)より南(若宮橋方面)を望む

ケヤキ坂、森の里3丁目交差点より北(アトリエ・上古沢方面)を望む

森の里・上古沢間 接続S字坂より北の空を望む(昨年までの定点撮影地:アトリエ背後の丘頂き)



「 筆者 後記雑感 」

アイリッシュ音楽、筆者の最初の出会いは幼少(幼稚園~小学校低学年)の頃に聞いた「ダニーボーイ」です。
当時、米国軍政下の故郷は民間の電波が著しく規制されていて、ラジオやテレビの放送は制限されていました。
映画等の洋モノ好きだった父のおかげで、筆者宅には有線の「親子ラジオ」と言う再生装置がありました。
そこから流れ出でてくるのは100% 米国のポップスで、50~60年代のジャズやカントリー等もありました。
グレン・ミラー、ルイ・アームストロング、ドリス・デイ、ジョ二・ジェームス、ボビー・ダーリン・・・、
そんな中、移民の国らしくアメリカンナイズされながらも色々な人々の出身地の音楽もかかっていました。
子供心に喰いついたのがジャマイカの「バナナボート」やトルコの「ウスクダラ」等、ヘンテコ物が大好きでした。
そんなヘンテコ音楽ではないハリー・ベラフォンテらの「ダニーボーイ」も何故だか子供心をくすぐったものです。
静かなバラードで哀愁漂うその旋律には何らかの魔力みたいなものがあって、それに惹きつけられたのでしょう。
筆者の故郷もアイルランドと共通の境遇があり、南北の差こそあれ、民族性に似たものを感じたのかもしれません。
また音楽的にも沖縄古典民謡の琉球笛を使用した「月ぬかい(美)しゃ」等、かなりの共通性を感じてしまいます。
筆者もアイリッシュ(ケルト)音楽好きが高じて、変則チューニングを用いたギター演奏を特に冬に楽しんでいます。

現在も東京を通り越した各種交流が両者間で多数あり、故郷やかの地の著名音楽家たちも互いに往来しています。

不毛の大地アイルランド、筆者の故郷同様、苦渋を舐め、数多の移民を送り出した地でもあるアイルランド、
筆者の大好きなバンドのU2や、ヴァン・モリソンもコアーズもクランベリーズも皆アイルランド生まれです。
哀愁の調べを生み出した苦難の歴史ある彼の地アイルランド、残り少なくなった人生で一度は訪れてみたい土地です。

By T講師

P.S.「祝・グランプリ・ファイル初出場・初優勝:紀平梨花 選手」

2018フィギュア・スケート:グランプリ・ファイルにて女王ザキトワに勝る最高の演技を披露、完全優勝!
見事でした。
(米国留学中の本田真凜選手の復活も望んでいます。)