アトリエ・マイルストンブログ

2010年12月20日月曜日

Eさんの「デルフト壺」

若宮橋より望む、今朝の若宮公園・ひょうたん池の様子です。
水面に遊ぶカモとコイの姿。


* * *

今日のアトリエです。
前回、素晴らしい「鳥」と「トカゲ」を仕上げた小2のJ君、今日は自動車を作ります。


J君がスポーツカーをデザインし、今回はT講師に部材を切り出してもらいました。
 タイヤ用の木の角が丸くなるように、紙ヤスリで根気よくサンディングしています。



       二階のアトリエに移動して色つけです。車体には鮮やかな黄色を選び、タイヤも黒く塗りました。


でも残念ながら今日はここまで。J君、泣く泣く・渋々帰ってゆきました。
次回の完成が楽しみですね。

* * *

Eさんが水彩画の仕上げ(2日目)に、やって来ました。


水彩絵の具の性質にも慣れ、筆運びも徐々に軽やかになってきました。


完成です。


繊細なデルフト焼き(オランダ)の壺が、艶やかに描かれました。
「質感のEさん」の面目躍如です。


ちなみに、JさんとFさんが模写を始めたフェルメールもデルフトの住人でした。
デルフト焼きは、17世紀に日本の伊万里焼の強い影響を受けて誕生しました。

オマケ:「ちなみに話し」をもう一つ。(by 講師・T)
昨日、自動車の力作をモノにした小6のS君も2年間オランダに住んでいたことがあるそうです。
その当時は幼すぎて(多分、赤ちゃん?)「その記憶が全くないのが悔しい!」と嘆いていました。
「若い(過ぎる)S君、嘆くことなかれ。これからでも充分その機会があるじゃないですか!」です。
「S君、デルフトの町はもちろん、オランダはとっても美しい国でしたよ(これプチ自慢です)。」