KHさんがやって来ました。
今日は持参の「桜草」をパステルで描きます。
今回は中間調子(有色下地)の紙を用いることにしました。
「急がば廻れ」、不透明なパステル画は、透明水彩画とはまるで真逆のプロセスで進めます。
モチーフの明色・支配色・最重要色は一番最後に入れます。まずは濃色での下地作りです。
基盤となる構図・色彩・明暗の構成が整いました。最も大切な空気感・雰囲気が出ています。
次回が楽しみですね。
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アトリエの周囲でも様々な「桜」が満開中、正に春爛漫です。
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震災・大津波から昨日で一ヶ月
未曾有の厄災には哀悼・鎮魂の祈り
未解決の厄災には収束・沈静を祈り
生者にとって北方の二つの事象はあまりにも重く、言の葉はあまりにも軽く、今は黙するしかその術を知らず
ただただ、この日常の幸と平和とを再認識するのみです
ナターシャ・グジーの奏でるバンデーラと歌声が織りなす「いつも何度でも」が、心身に沁みる今日この頃です
( By 講師T )