アトリエ・マイルストンブログ

2011年4月16日土曜日

初・夏日

「 春うらら」を一挙に通り越して、まるで初夏のような初・夏日の一日となりました。

KKさん、前回から着手している油絵(F10号)に取りかかります。


パンジーをモチーフに、柔らかな色調の絵の具が施されました。
ポイントにペインティング・ナイフを用いて小気味よいリズムとハーモニーを獲得しています。
この季節にふさわしい爽やかな画面です。

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Tさん父子がやって来ました。
末っ子のK君(4才)、さっそく作品作りに集中しました。

  



「黄色いチューリップ」 と「ワンコ」(共にタテ画面)、それに「イモ虫」、「イチゴ」などが描かれました。
いつものように何の迷いもなく、一直線・一心不乱に筆を持つ姿には目を見張るものがあります。

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兄のH君(小3)は、木工クラフトの飛行機制作です。

今日は機体に赤色メタリックのスプレーと、風防ガラスの水色が塗られました。
そのスタイリッシュな姿に、「今日、家に持って帰りたい!」と興奮気味でした。
次回のプロペラ塗装(銀色)や機体への文字入れなど、次回の仕上げ作業が楽しみですね。

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お父さんのKさん、今日は「野菜盛り合わせ」水彩画の仕上げです。



完成しました。
それぞれの特徴や固有色が見事に再現され、堂々とした絵になりました。
容れ物の素朴な竹カゴと相まって、収穫したばかりの野菜の瑞々しさ・土の香り等が表現されています。
今日の気温にふさわしい、正に「滋養たっぷりの自然からの贈り物」としての存在感・重量感が圧巻です。

写真的リアルさ、とはまた違った「絵」(目と手の競演)ならではの魅力・不思議さを持った力作です。