アトリエ・マイルストンブログ

2014年2月10日月曜日

ブリューゲル名画、再び

月曜日・晴れ
アトリエ定休日

「名作美術館(その73):ブリューゲル名画、再び」

以前、紹介したフランドル(現ベルギー)の画家ブリューゲルの「雪中の狩人」を、再度 取り上げます。
大雪に見舞われた今回、ネット上で更に高画質な画像が得られたので、その細部をご堪能して下さい。
(画面内クリックすると、かなりの拡大画像が得られます。)

ピーテル・ブリューゲル作 「雪中の狩人(全体図)」 (1565年)、美術史美術館(ウイーン、オーストリア)

左:丘の上の狩人と犬たちの一群。猟犬たち、空きっ腹のようです。左下の2匹の表情が特に可愛いです。
右: 軒先で干し草を燃やす村人たち、一体何の準備をしているのでしょうか?建物の看板も気になります。

左: 川が凍って大きなスケートリンクになっています。ソリを引っ張る女性達の姿が微笑ましいですね。
右:すっかり凍てついてしまった水車小屋。雪の白さの表現と大小無数の氷柱(ツララ)が圧巻ですね。

幼年時代に美術の教科書で見て以来、飽くことなく大好きな絵です。画面のどこを切り取っても絵になりますね。
電気も水道もガスもマスメディアも無かった500年前の人々の日々の営みに思いを馳せて止みません。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その88)」

以前、当コーナーで紹介したダニー・ボーイ、その際 予告しましたが、今回はその2回目です。
前回は英国のデクラン・ガルブレイス少年(当時8才)の熱唱でしたが、今回はインストルメンタル(器楽曲)です。

ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)、魅力的な演奏ですが、残念ながら演奏者等は不明です。
ロンドンデリーは英国の首都の方ではなく、英国領・北アイルランド第2の都市のことです。
ホルンの芳醇な音色から静かに導入される空間豊かな素晴らしい楽曲、お楽しみください。
動画面、歌詞入りなので、歌心ある方はカラオケとして利用するのも良いかもしれません。

上記のブリューゲルの名画同様、筆者幼年期に聞いて以来 未だに飽きない名曲です。
昔懐かしい真空管ラジオのウォームな音色で聞いてみたいものです。
曲が終わる前には、きっとぐっすり寝入ってしまうとは思いますが・・・。

By 講師T


続報:道路状況回復のお知らせ

昨日お知らせしたS字坂、朝は往来の車がスリップやエンコしたりして怒号がアトリエまで響いてきてました。
が、市再生センターへの多数のトラックの出入りもあり、午後にはすっかり安全に通れるようになりました。