アトリエ・マイルストンブログ

2013年2月12日火曜日

YAちゃんドラマ絵、開始

火曜日・曇天 のち 夕刻・雨

厳しい「寒の戻り」で、ハス池の表面も久々に結氷しました。

YAちゃん(小2)がやって来ました。今日はクラフトと描画を楽しみます。

 左:粘土細工中です。                  右:描画も開始です。

YAちゃんの粘土細工が仕上がりました。

今日生まれたオリジナル・キャラクター、名付けて「プニュプニュちゃん」です。
青い目と赤いホッペはスパンコールが埋め込まれ、何とも不思議な存在感です。
次回、彩色が施される可能性もあります。

          左:最初の習作スケッチ(下絵)             右:大きな紙に描かれた本制作。

後半はデッサンの予定でしたが、自由画(想像画)に変更しました。
YAちゃんが時々見ると言う韓国の歴史ドラマを描くことになりました。
登場人物の髪型や髪飾り、衣装の形・構造やその柄模様、身の回りの調度品等、描くべき要素が盛りだくさんです。
YAちゃん、記憶を頼りに、主人公・女性が花を生ける場面をしっかりと描き出しました。
頭髪とその飾り、幾重にも重なった襟元の韓服、傍らの肘かけ、背後の文机など、鮮やかに蘇らせています。
次回、彩色が予定されています。
*
想像力は、外部から取り込んだ視覚情報の質と量が基礎となってはじめて表出・発揮されます。
「見る」ことは簡単なようで以外と難しく、いざ再現してみると実際は見てはいなかったことに気がつくのです。
しっかりと「見る(または記憶する)」ことでのみ、絵ははじめて「描ける」のです。

YAちゃん、確かな観察(記憶)力で、紙の上に豊かな世界を再現させました。
想像力の表出、楽しみです。

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「オマケ:連日のミュージック・ギャラリー(その31):冬唄 三度(みたび)」

ケ・セラ・セラ / ドリス・デイ (1956年)
Que Sera,Sera / Doris Day

真冬の寒さが戻った今日、昨日に続いての心温まる「冬唄」をお届けします。
今年で御年87才(?)になられるアメリカ・ポップス界きっての歌姫ドリス・デイのヴァージョンです。
ケセラセラとはスペイン語で、「なるようになる」と言う意味で、英語ではwhatever will be, will beと表現されています。
抑制された端正な感情表現が魅力のドリス・デイの透き通るような美声、お楽しみください。では、どうぞ。


ケセラセラ、筆者の故郷・沖縄の言葉では「ナンクル・ナイサー」となります。こうして聞いてみると、春唄としてもOKですね。
民間放送がまだ認可されていなかった筆者の幼年時代、1局だけの親子ラジオ(英語の有線放送)で良く流れていました。
また、近所に住んでいた米兵との混血児の従姉妹のミッちゃんネーネーも、定時制高校へ行く直前に良く聞いていました。
レコードの歌詞カードを手に、共に口ずさんでいたセーラー服姿のネーネーの三つ編み茶髪とソバカス顔が今でも脳裏に蘇ります。

By 講師T