金曜日・曇り 時々 晴
久々に昼間の気温が30℃を下回りましたが、湿度の高い1日でした。
アトリエ、今日は授業もなくお休みでした。
そこで「名作美術館(その55)」をお届けします。
エドワード・ホッパー ”ガソリン・スタンド” ニューヨーク近代美術館 蔵
Edward Hopper " Gas " (1940 )
前々回の「サマー・タイム」、前回の「サマー・イブニング」に続いてのホッパーの油絵作品です。
この光景が黄昏時なのか、はたまた夜明け前なのか、画面の情報からは定かではありません。
モービル社の宣伝板のある外灯(?)奥の道路からは進入してくる車の気配も感じられません。
人工照明の光で浮かび上がる赤いガス・ポンプと傍らで働く従業員の姿が、やけに印象的です。
筆者、ここまで記して思い直しました。見てのとおり、本来、絵画には説明など要りません。
画面を見て、観察して、対峙して、そこに描かれた視覚世界をただ堪能すれば良いのです。
リアリズム(写実)絵画と言う狭義なジャンルには留まらないホッパーの世界が、静かに不思議に広がっています。
* * *
「 ミュージック・ギャラリー(その68) : CCR、三度(みたび)」
こちらもまた三度目のCCRの名曲登場です。
では、どうぞ。
「フール・ストップ・ザ・レイン」 / クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル (1970年)
Who'll Stop The Rain ? / Creedence Clearwater Revival
では、どうぞ。
「フール・ストップ・ザ・レイン」 / クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル (1970年)
Who'll Stop The Rain ? / Creedence Clearwater Revival
当コーナー、その65でアップした「雨を見たかい」を隠れた反戦歌だと紹介しましたが、それに続く姉妹曲です。
当曲にも扱われている「雨」も又、B-52の降らせるナパーム弾を意味した隠れた反戦歌だと言われています。
但し3番の歌詞は、あの伝説のロック・フェスティバル「ウッドストック」の際の雨の光景を歌ったものとの事です。
By 講師T