アトリエ・マイルストンブログ

2011年9月13日火曜日

夏と秋の狭間で

残暑の日のアトリエ、TAさんがやって来ました。
TAさん、レッスン時間を前後半に分け、前半をリンゴのデッサンに充てました。


2個のリンゴ のデッサンが仕上がりました。
TAさん独特の見方・描法で、ゴリッとした存在感が絵画的に味わい深く表現されました。
残り・後半はプライベートなイメージ画を制作しました。(画像のアップは無しです。ご了承下さい。)

* * *

土曜日に続き、IKちゃん(小2)がやって来ました。
前回から始めた水彩画の仕上げに取りかかります。


 IKちゃんの水彩画、「夕暮れのオニヤンマ」(副題:秋の景色)が完成しました。
夕陽と山塊と水田を背景に、収穫間近の稲穂には1匹のオニヤンマ、素晴らしいの一言です。

 緑と赤の反対色で引き締まった力強い構図の中心で羽を休めるトンボが、まるで農民に見えてきます。
秋の収穫を前に、豊かな実りとその労をねぎらうように見守る太陽もまた立派な脇役に見えてきますね。
IKちゃんの見応えのある力作です。

* * *

前回、初めてのデッサン(リンゴ)に挑戦したJS君(小3)、今日もデッサン第2弾です。
JS君、モチーフにウクレレを選びました。


 JS君のデッサン第2作、ウクレレが仕上がりました。
優美な形も、濃い調子も、複雑な細部も、力負けせずに立派に描き上げました。
糸巻きや弦、ネックやフレット、ボディーの形状・調子・側面など、絵画として見飽きることがありません。


今日は偶然にも三者共に、絵画的抒情に満ち溢れた作品を生み出しました。
今日のアトリエは、まさに情熱の夏と情緒の秋がうまく入り混じったような一日となりました。
皆様、どうも・お疲れ様でした。