土曜日のアトリエ、KKさん、制作中のシンビジュームの仕上げに着手します。
KKさんの油絵「シンビジューム」(8号)が完成しました。
モチーフの物質としての描写ではなく、色彩の調和やその印象が叙情的に表現されています。
柔らかな色調を背景に、静かに浮かび上がる花の黄色と花瓶の青とのコントラストが心地良い快作となりました。
完成後、サインを終えたKKさん、後半では早速 新作にも取りかかりました。
40号のキャンバスに、下地を施すKKさん。
新作は、紅葉の秋景色です。
ラフな下地色でも、既にその雰囲気が表されています。
次回も楽しみです。
* * *
いつもは平日の仕事帰りにやって来るESさん、今日はオフの日を利用してやって来ました。
今日は、甲殻類特有の関節各部の細部の描写と背景に筆が入れられました。
ザリガニの存在感がひときわ迫力を増しました。
次回も楽しみです。
*
今夜は、全国的には11年振りと言う皆既月食が見られました。
地球の影に入った月の質感・立体感・存在感など、とても神秘的でした。
( しばし見とれた後、撮影をと思ったのですが、残念ながら大きな厚い雲に覆われてしまいました。)
年齢を重ねたおかげか、あらゆる自然現象に以前にも増して感じ入るものがあります。
月も花も風も雲も光も、様々なものが美しく、また不思議さに満ちています。
それぞれの現象・それぞれの刹那を、深く味わいたいと思います。