アトリエ・マイルストンブログ

2014年6月16日月曜日

円山応挙の犬の絵、再び

月曜日・晴 のち 曇り
アトリエ定休日

「名作美術館(その81)」

当コーナー、3回連続での犬の絵特集、最後を飾るのはこの絵です。

kaiga-12_02_convert_20101013011735.png (500×361)

tumblr_n0r8lb2Hlq1qmjk4fo5_1280.png (550×398)

122475487868716421047.jpg (320×240)

円山応挙 「 朝顔 狗(犬)子図 」 東京国立博物館 蔵 
江戸時代中期、 旧明眼院 障壁画 杉戸絵

言葉の説明など、もう野暮以外の何物でもありません。
このような画家の目・感性・作品と出会えた事に、ただ素直に喜びましょう。
これぞ絵画芸術の妙味・真髄です。

* * *

「 ミュージック・ギャラリー(その99) : 春歌から夏歌へ 」

今回も犬繋がりで、筆者若かりし頃の軽快なヒット曲です。
前回の曲名がプー(Poo)で、今回は何とブー(Boo)です。

ロボ 「ミー・アンド・ユー・アンド・ア・ドッグ・ネームド・ブー」(邦題:君と僕のブー)
Lobo (Roland Kent Lavoie)  " Me and You and a Dog named Boo " (1971)

歌っているのは、シンガー・ソング・ライターのロボ(ロボとは、スペイン語で狼の意)。
その当時、台頭していたフォーク・ロックとでも言うジャンルに入るのかも知れません。
イントロから流れる12弦ギターの音色と、力の抜けた唱法が時代を象徴しています。

フォーク・ロックの御本家バーズを筆頭に、爽やかな風と青空が似合うアメリカ西海岸サウンド。
前回・前々回のダート・バンド同様、梅雨時の湿気を払うには、格好の1曲だと筆者は思います。
動画で少々残念なのは、当時流行した長髪にベルボトム・ジーンズの若者の姿が無いことです。

ロボの曲の犬はブーですが、応挙の子犬はやはりシロ・タロ・ジロと言う名が似合っているのかも?
雌犬なら、ハナやユキもありですね。

By 講師T