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「名作美術館(その81)」
当コーナー、3回連続での犬の絵特集、最後を飾るのはこの絵です。



円山応挙 「 朝顔 狗(犬)子図 」 東京国立博物館 蔵
江戸時代中期、 旧明眼院 障壁画 杉戸絵
言葉の説明など、もう野暮以外の何物でもありません。
このような画家の目・感性・作品と出会えた事に、ただ素直に喜びましょう。
これぞ絵画芸術の妙味・真髄です。
* * *
「 ミュージック・ギャラリー(その99) : 春歌から夏歌へ 」
今回も犬繋がりで、筆者若かりし頃の軽快なヒット曲です。
前回の曲名がプー(Poo)で、今回は何とブー(Boo)です。
ロボ 「ミー・アンド・ユー・アンド・ア・ドッグ・ネームド・ブー」(邦題:君と僕のブー)
Lobo (Roland Kent Lavoie) " Me and You and a Dog named Boo " (1971)
歌っているのは、シンガー・ソング・ライターのロボ(ロボとは、スペイン語で狼の意)。
その当時、台頭していたフォーク・ロックとでも言うジャンルに入るのかも知れません。
イントロから流れる12弦ギターの音色と、力の抜けた唱法が時代を象徴しています。
フォーク・ロックの御本家バーズを筆頭に、爽やかな風と青空が似合うアメリカ西海岸サウンド。
前回・前々回のダート・バンド同様、梅雨時の湿気を払うには、格好の1曲だと筆者は思います。
動画で少々残念なのは、当時流行した長髪にベルボトム・ジーンズの若者の姿が無いことです。
ロボの曲の犬はブーですが、応挙の子犬はやはりシロ・タロ・ジロと言う名が似合っているのかも?
雌犬なら、ハナやユキもありですね。
By 講師T