日曜日のアトリエ、UK君(小4)がやって来ました。
今日は水彩画の2回目で、パプリカを描きます。
左:無心に筆を走らせるUK君の様子。 右:仕上がった見事なパプリカ。
前回同様、プロのイラストレーター顔負けの思い切りの良い、完成度の高い、力強い作品となりました。
UK君もまたアトリエ・テーブル上の展開図を見つけ、ペーパークラフトに夢中になりました。
アッと言う間に3点が仕上がりました(左より犬+骨、タコ、クジラ)。
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夏休みイベント時に、可愛くて立派な犬型ギターを制作したNDちゃん(小2)、今日からアトリエで学びます。
(NDちゃん、ギター完成までの写真入り自作本を持ってきましたが、とても素晴らしい読み物に仕上がっていました。)
初日、さっそく水彩での写生で、タマネギを描くことになりました。
上記のUK君同様、シンプルで力強く、味わい深いタマネギに仕上がりました。
見れば見るほど不思議に思えるそのリアルな存在感は、子供ならではのピュアーな魅力に満ちています。
NDちゃん、またクラフトで、昔懐かしのあの郵便ポスト型の貯金箱を作りたいとのこと。
講師Tとのコラボ(共同制作)で、長期計画で仕上げることになりました。
今日はその本体用にと、講師Tにより竹が切られ、基本的な細工が施されました。
はてさて、どんな貯金箱になることやら・・・。これから楽しみです。
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JKちゃんとHK君の兄妹もやって来ました。
二人とも、持参した水彩絵の具でさっそく好きな絵を描き出しました。
左:スタンプを押して楽しむJKちゃん(5才)。 右:見事な筆さばきで描画に取り組んでいます。
左:動物好きなJKちゃん、犬や花を描きました。右:スタンプの発展形(原型)で手形遊びも楽しみました。
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兄のHK君(小4)も色々挑戦しました。
左:スタンプのサメや猫を配置してゲームを作りました。右:彩り豊かで迫力ある飛行機が描かれました。
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JKちゃんとHK君、二人とも頭の中にあるイメージを、絵の具と筆で素直に描き表しました。
JKちゃんは女の子らしく動物や花を描き、HK君は男の子の典型で(擬音入りで)ゲームや乗り物を描きました。
今日は絵の具の混色を覚え、自由闊達な筆遣いで絵の楽しさを満喫しました。
一方、上記に登場したUK君とNDちゃんは写生をして、「見ること」と画材を通して「描くこと」を経験しました。
「絵」は一人のイメージの楽しみでもあり、また同時に外界の「対象物」や「画材」とのコミュニケーションでもあります。
そして、それらの作品が見られることにより、他者の中でまた新たな発見や共感や追体験が生じ、連鎖していきます。
アトリエでは「自由な発想・表現」と、「見ること、描くこと」の両者の楽しさ・奥深さを共に大切にしていきたいと思っています。
( By 講師T )