アトリエ・マイルストンブログ

2011年10月11日火曜日

大迫力のエリマキ・トカゲ

 連休明け・火曜日のアトリエ。
前回、詩的な美しいバラの花を描いたTHさんがやって来ました。
今日は、昨日が誕生日だった孫娘の肖像を描くことになりました。
うまく仕上がったら、プレゼントする予定とのこと。

左: 水張りとトレースを終え、写真を見ながら水彩を描き進めるTHさん。


今日の作業を終えた状態です。
浴衣の淡緑色の地に浮かぶ紅白の梅の部分の「よけ塗り」に充分 時間をかけました。
もう既にお孫さんの可愛らしさが表れています。
次回も楽しみです。

* * *

前回、魅力的でリアルなリンゴの水彩画を描いたCOさん、今日はデッサンです。
次のカリキュラムでバラの水彩画が予定されているので、その前哨戦として、バラを描きます。

選んだ白いバラを前に、デッサンするCOさん。

今日の作業が終了しました。
丁寧で正確な輪郭取りの後、基盤となる中間調子が施されました。
続きは次回です。

* * *

学校帰りのJS君(小3)がやって来ました。
前回の続きのエリマキ・トカゲを描きます。

細部を描き込むJS君の真剣な様子です。


大迫力の「エリマキ・トカゲ」完成しました。

JS君が図鑑の中で一目惚れしただけあって、思わず叫んでしまいそうな程の存在感です。
照りつける太陽の下、その太陽に食いつかんばかりの勢いある絵に仕上がりました。

でも実は、襟巻きで自分を大きく見せて相手を威嚇し、ひるんだ隙に闘争ならぬ逃走を決め込む愛嬌者です。
ヒーロー好きのJS君がその生態・実態を知ったら、やっぱり「カッコイイーッ!」と絵のモデルに選ぶでしょうか?
JS君の「夢」は壊したくないし、教えるべきか否か、なかなかの難問です。