アトリエ・マイルストンブログ

2011年10月14日金曜日

TEさんの初パステル画

 前回、デッサンでガラス瓶を描いたTEさん、今日はアトリエでの初めてのパステル画です。


持参したパステル画「ポンパドゥール夫人」を見ながら、その自由模写に精を出すTEさんの様子です。


 左:ラトゥール作のパステル原画と、その線描画。  右:今日の作業を終えたパステル画。
基盤となる中間調子(有色下地紙使用)の上に、的確な明部と暗部が施されました。
パステルと言う画材ならでは特徴を充分に活かし、ソフトなトーンと豊かな厚みが紙面上に再現されました。
顔や頭髪などのニュアンスや細部や暗部の仕上げは、自宅で続けることになりました。

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前回から初油絵での模写を始めたHSさん、今日はその2日目です。


色乗せ前に、前回の下地色の上に鉛筆で細部を描き込むHSさん。


左:下地色の上の新たな描線。 右:今日は頭髪や衣服・背景などの下地色が加えられました。
次回も楽しみです。

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前回より水彩で孫娘像を描き出したTHさんも、その続きを行います。



   左:前回の下地色。    右:今日の作業を終えた様子。
顔や髪の毛の中間調子や、帯や浴衣の絞り模様が丹念に加えられました。
次回、仕上げ予定です。楽しみですね。

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研究熱心なKHさん、以前 習作で描いた桜草のパステル画を再開します。



今日は左右共に加筆され、その基盤が出来て絵が生まれ変わり始めています。
習作で途中で留まっていた絵に、あらためて新たな光と命が吹き込まれ始めました。
次回が楽しみです。