アトリエ・マイルストンブログ

2013年1月3日木曜日

新年、連日の「富士」三昧

2013年1月3日、晴れ のち午後 初雪。

名作美術館、今日も「富士山」に まつわる作品をネット上でサーチしました。
しかしアップしたい作品あれど、画質の問題で選ぶことが出来ませんでした。
よって、今日は残念ながら お休みです。

と言う訳で、その代わりの「ミュージック・ギャラリー」(その24)を2種、お届けします。
その中で、文字どうりの視覚の方でもギャラリーの役目を果たさせたいと考えました。

そこで、
その1曲目: 「 FUJIYAMA /  DAVE BRUBECK 」

昨年末に惜しくも亡くなられた60年代クール・ジャズの代表的ピアニスト、デイブ・ブルーベック * の曲です。
この動画は投稿者(外国人)によって、演奏の背景映像に葛飾北斎の「富嶽三十六景」が充てられています。
作曲の動機など、個人的に知識が乏しくて詳細は不明ですが、北斎の富士にも触発されていたかもしれません。
オリエンタルなアレンジが醸し出すムードが、北斎の装飾的な図柄と相まって不思議な空間を作り出しています。

では、どうぞ。


*印注 : デイブ・ブルーベック・カルテットのリーダーとして活躍し、「テイク・ファイブ」が最大のヒット曲です。
アルト・サックス奏者のポール・デスモンドの甘くハスキーな音色と変拍子のリズムが一世を風靡しました。
( 筆者・T講師も高1のブラバン部時代に、そのテーマ・メロディーをサックスでコピーした経験があります。)
(我校のブラバン部、チョー厳しくて、シッポを巻いてサッサと逃げ出して、ロックバンドへとヒタ走りました。)
蛇足・失礼。


その2曲目: 「いい日、旅立ち(ジャズ・アレンジ)」

こちらの動画は、絹針弘己さんと言う方の「富士山」のスライド・ショーの投稿映像です。
北斎の浮世絵(木版画)に、最も共通するシルエット的な映像がとても美しい作品です。
ネット上の数ある投稿作品の中から、アートとして選ばせていただきました。

では、どうぞ。


By 講師T