アトリエ・マイルストンブログ

2013年7月1日月曜日

「和み」の人・絵・音楽

本日より7月、月曜日・薄曇り、いよいよの夏突入

アトリエは定休日です。よって、恒例の
「名作美術館(その55)」を、お届けします。


Norman Rockwell  "Shuffleton's Barbershop " 1950. Oil on Canvas 
The Saturday Evening Post (magazine cover)
The Berkshire Museum, Pittsfield, Massathusetts, U.S.A

ノーマン・ロックウェル 1894年2月3日 - 1978年11月8日)は、アメリカ画家イラストレーター
軽いタッチでアメリカの市民生活を描き、アメリカで幅広い大衆的人気をもつ。

筆者・若かりし頃(70年代初頭)、ロックウェルの国内初の大がかりな展覧会を見る機会がありました。
ユーモア溢れる雑誌の表紙絵が、キャンバス上に緻密に描かれた油絵であることに単純に共感しました。
翌日、美術学校でその事を友人達に話すと、けんもほろろに扱われてしまいました。
曰く「あんなの芸術じゃない!」「ただのくだらないイラストだ!」云々で、散々でした。
純粋芸術も良いですが、だからと言ってイラストを見下すような輩とは付き合っていられないと辟易したものです。

床屋さんの奥で、店主や客人たちがセッションを繰り広げている微笑ましくも羨ましい光景が描かれています。
人生、こうありたいと常々思っている南国生まれの筆者は、キリギリス人間なのかも知れません。
「和み」の人・ロックウェル。今でも変わらず、時々画集を開いては一人 笑みを浮かべています。

* * *

「ミュージック・ギャラリー(その55)」

今回は、以前 当コーナー(その50)で登場したレス・ポールと並ぶ偉大なギタリストのご紹介です。
名作美術館・同様、「和み」の人・音楽なら、この人の右に出る人物はいないでしょう。
今回は、やはり当コーナーに登場したマーク・ノップラーとの珠玉のデュオ・ライブです。

チェット・アトキンス(1924~2001)、インストルメンタル・メドレー
Chet Atkins & Mark Knopfler , Instrumental Medley ( I'll see you in my dream~Imagine) 1987


ついでに筆者幼き頃の名曲を、もう1曲!

チェット・アトキンス ”カントリー・ジェントルマン”
Chet Atkins " Country Gentleman" 1959


50年代の親子ラジオ時代に始まって以来、KSBKラジオ、巷のジューク・ボックスなど、色々な場所で聞きました。
明るくて乾いててシンプルで、どんな時にも気持ちを和ませ、ほぐして、心地良い眠りに誘(いざな)ってくれました。

ご当人そのものような名の名曲。こんな時代だからこそ、聞いて貰いたい「和み」の音空間だと思います。
後年ギターを弾き始めて知るのですが、この曲、リズムもベースもメロディーも全てチェットの同時独奏です。

チャップリン、ビートルズ、ルイ・アームストロング、チェット・アトキンス、レス・ポール・・・
深刻・重厚だけが芸術ではない、偉大かつハート・ウォームな宝を肩肘張らず、楽しみましょう。

By 講師T