アトリエ・マイルストンブログ

2013年11月4日月曜日

古代ギリシャの壺

月曜日・雨
「文化の日」の代休日。
アトリエも定休日です。

ケヤキ並木(道路左の森の里と、右の上古沢側では紅葉に差がついています)

今回も、「名作美術館(その61)」
「デイリー・ギャラリー(その14)」
 の特別・合体判で、お届けします。

「 古代ギリシャの壺 : アンフォラ、その形 」

前回2回に渡って紹介した壺絵の続き、今回は壺自体の形を取り上げました。
数多くの用途の中から、代表的なアンフォラと言われる形が今日のメインです。

壺の主な用途としては、ブドウ酒の容れ物(運搬・貯蔵)として用いられたものです。
その他にも、オリーブ油などの香油や水・穀類の容器として用いられたとの事です。
日常生活においての実用品としての用途に加え、その存在感の美しさは格別です。


以下は、古代ギリシャの様々な陶器の形と大きさの図版です。
これら壺とその壺絵、様々な用途と画題ヴァリエーションがあって、見飽きることがありません。
今回はアップしてありませんが、中には動物を形どった芸術的な「尿瓶(しびん)」もありました。
「秋の夜長」、2千年以上も前のギリシャの人々の営みに思いを馳せるのも良いかもしれません。

By 講師T

* * *

「 ミュージック・ギャラリー(その75)」

今回もギリシャ繋がりと言うことで、前回同様、ギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリの代表曲の一つをお届けします。

ナナ・ムスクーリ 「 ラ・パロマ (鳩) 」
Nana Mouskouri " La Paloma ”
ミントのような歌声とオブリガートのマンドリン(ギリシャ繋がりでブズーキかも?)の音色が、カラッと爽やかですね。
先週末からアトリエで預かっている黄色い産毛混じりの小鳩のポッポちゃんも、すっかり子どもたちの人気者です。