冷たい雨となった日曜日、MFさんがやって来ました。
今日は、いよいよ制作中の円山応挙の虎図(香川県 金比羅宮 蔵)模写の仕上げに取りかかります。
MFさんの「虎図」、見事に完成です。
今日は卓上ルーペを使用して、口元の繊細なヒゲ等、細部の仕上げに精を出しました。
淡い墨から濃い墨まで階調が丁寧に観察され、原作の虎の勇猛さと愛嬌が見事に再現されました。
背景の金泥も良い味を出していて、物質的・工芸的な味わいも同時に楽しめます。
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UK君(小5)、予定していた空気砲は材料調達がうまくいかなかったので、代わりに西洋の城を作ります。
UK君、今日は段ボール箱をアレンジして、城の基本的構造を組み上げました。
見張り塔や観音開きの城門、その手前の開閉式吊り橋などが細工されました。
次回の展開が楽しみです。
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Pさん兄弟がやって来ました。
兄のJP君(5才)、今日は前回描いたデザイン画を基に、木工クラフトで飛行機を作ります。
左:釘とハンマーを使って主翼を胴体に取り付けているJP君の様子。
JP君、今日は初めてのノコギリを使って、翼用ベニヤ板も切りました。
また様々な紙ヤスリを用いて機体各部の角取りもしっかり行いました。
右:仕上がった飛行機。次回プロペラ作りや彩色が施される予定です。
後半 2コマ目の授業では、弟のZP君(3才)と共に、段ボールで剣を作りました。
JP君は青、ZP君は赤と、それぞれ好みの彩色で、個性を出しました。
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前回からクラフトで四天王の塑像作りを始めたSY君(中2)、今日からいよいよ骨組み作りです。
左:木ネジを用いて木を接合するSY君。 右:今日の作業で組まれた骨組み。
今日は基本となる中心軸(背骨)周囲(頭部と胴体)が組み上げられました。大きさは約50cmです。
複雑な動きを伴う両手足の組み付け作業は、次回です。楽しみですね。