アトリエ・マイルストンブログ

2013年4月29日月曜日

久々デイリー・ギャラリー

月曜日・快晴・涼風
ベスト・シーズンの中、連日の好天に恵まれました。

気持ち良く泳ぐ鯉のぼり (森の里・若宮公園)

アトリエは定休日。そこで、約1ヶ月振りの
「デイリー・ギャラリー(その7):着物:帯柄」 をお届けします。

前回の着物の花柄に続いて、今回は帯柄です。

和装に関しては門外漢の筆者ながら、帯の方が着物より高価なんて話しも良く見聞きします。
着物の柄にも負けじと、帯もまた様々な技法を駆使して、装飾や図案に心血を注いでいます。
高価な絹地に豪華な金糸銀糸を縫い込み、刺繍を施し、また手彩色も加えたりと、華麗です。

 伝統的な柄模様の中から、その一部を紹介します。



 帯柄もまた、縁起物の鶴や松、紅白梅、牡丹など、モチーフも多彩です。
技法も、西陣などの織物、手描き友禅や刺繍など、多岐に渡っています。
幾何学模様や図案・家紋・抽象・具象等が混在した高度な美の世界です。

現代社会に於いては着物と共に日常的とは言い難い存在ですが、美術品として見直したいものです。

By 講師T