アトリエ・マイルストンブログ

2012年12月16日日曜日

RSさんの3作目油絵開始

昨日までの冷たい雨も上がり、とても暖かくなった小春日和の日曜日、RSさんがやって来ました。
今日から、油絵の新作に取りかかります。



RSさんが3作目の油絵に選んだのは、セザンヌの静物画(の自由模写)*です。
今日は、その構図取りと下地色が施されました。今回も順調な立ち上がりです。


*印注:各種の自由模写を重ねることで、絵具の調色・デッサン的階調の見方等を、自らの技術としての肉体化を計ります。
油絵が楽しいと言うRSさん、その成果が現れ始めた証しです。
 次回も楽しみですね。


 RSさん、制作中の油絵用額縁のニス塗りを、授業の前後の2度、重ね塗りをしました。
ニスの透明な塗膜が、かなり厚くなってきました。
次回は、その表面研磨にかかる予定です。
こちらもまた楽しみですね。

* * *

 AYさん、今日は前回試摺りを行った習作(3作目)を加筆、その後第2摺りを行います。

                         左:加筆に余念のないAYさん。          右:試摺り開始。圧力計を見ながら加圧バーを操作するAYさん。 

左:初回、第1回試摺りの様子。              右:今回、第2回試摺り後の様子。  

今日の加筆要点は、各種の描線を用いて中間調子を充実させることです。
その成果が、各部の立体感や光・質感・細部などに的確に反映されました。 
また、腐蝕時間・清摺り*、共に正確・的確な判断と技術でした。
描版・製版・摺りと、トータルに着実に技術を習得・向上させているAYさん。次回も楽しみです。

(*印注:「清摺り」とは、拭き残しなどの意図的な操作を加えず、ストレートに版成りに摺るプリントのこと。)

* * *

UK君、今日は2本立て授業です。
UK君、まずは沖縄土産・シュロの葉製の「指ハブ」が作りたい、との事でネットを検索しました。
作り方のHPを見つけ、さっそく紙で挑戦しましたが、説明不足な画像のため、編み方が分かりません。
UK君、すっかり落胆していまい、制作を次回以降へ持ち越しすることになりました。
(沖縄出身のT講師、編み方の習得をUK君に約束してしまいました。はてさて、どうなることやら・・・) 

左:指ハブ作り、スタートだけは画像通りです。でも残念ながら、その後の編み方の進行が不明でした。 
右:何とか気を取り直して、ピンボール機の正面・飾り絵作りに励むUK君。

UK君のピンボール第2号機の正面・飾り絵(宇宙)、今日はここまででした。

正面・飾り絵、画像のようにセットされる予定です。

それがセットされれば、ゲーム機前面にクリヤー・アクリル板が、被せられる予定です。
画像では不鮮明ですが、側面の青色ネームの周囲にも白色の囲み枠が施されました。
完成まで、もうすぐです。
楽しみですね。


国民の選択・判断、下る。
はてさて、明日は、未来は、どんな色?